国際的ビジネスパーソンを目指して

本日は内定者の畑下が務めさせていただきます。

 

さて私ももうすぐ卒業ですが、この比較的時間のある時期にしておきたいことがたくさんあります。

 

その最たるものが海外旅行!

 

ということで今のところ2月に半月ほどフィジーに短期留学に行き、

3月に1週間ずつ上海とベトナムに行く計画になっています。

 

夏に1ヶ月間インドに行って以来、日本とまったく環境の違う発展途上国に行くことの楽しさを知り、敢えてビジネスと関係の無い場所に行っとこうと思いフィジーに行くことになりました。

 

上海とベトナムは旅行ではありますが、向こうのビジネスパーソンを何人か訪問し、じっくり向こうのビジネスを体感&リサーチしてこようと思います。

 

 

先日、懇意にしていただいている投資家の方とお食事をさせていただいたのですが、少なくとも金融市場においては日本にあまり魅力はなく、中国も若干バブル気味で、インドやベトナムなどの東南アジア諸国が投資対象となっているとこのと。そしてこれからは今まで以上にグローバルの視点でビジネスを行うことが必要不可欠になることなどをお伺いしました。

 

よく言われていることではありますが、日本でグローバル人材がまだそこまで多くないことを考えるとそろそろ危機感を持っておいた方がいいと実感。

 

中国は北京オリンピック後数年以内でバブル崩壊すると言われたりしていますが、人材市場は金融市場に遅れて伸びてくるのでむしろ今は中国がチャンスなんじゃないかと思い、何人か人を紹介してもらって実際に見てくることにしました。

 

ベトナムは転職市場というより派遣やアウトソーシングが熱い国ですが、今後のことも考え、今のうちに行っておくことに。

 

 

情報革命、輸送コストダウン、途上国の民主化・資本主義化、多国籍企業の進展、アジアの急激な発展・・・様々なファクターにより、ビジネスにおけるグローバリゼーションは日に日に起こっています。世界が経済学でいう完全競争市場に近づきつつあります。

 

日本という国はほぼ単一民族・単一言語という条件の下、日本版社会主義と呼ばれるような特殊なイデオロギーで、これまで他国よりもドメスティックなビジネスが十分可能な土壌でしたが、その参入障壁もそろそろ限界に来ている時期なんじゃないでしょうか。

 

そうした中で、私自身も一ビジネスパーソンとしてビジネスチャンスが世界のどこかであるなら、すぐ事業化できるくらいの視野の広さとフットワークの軽さを持ちたいです。

 

 

ということでまずは中国。

 

まだ本で読んでるベースですが、中国の人材市場は一つの社会変動を起こすほど大きくなりつつあり、1992年に中国共産党が社会主義市場経済という方針を打ち出して以来、政府主導で人材市場を拡大してきました。

 

人材専門の新聞やTV番組が出るほど力が入ってるそうです。そして民間の人材サービス会社に対する法規制もかなり緩くなってきており、事実日本の大手人材サービス会社や商社系人材会社が次々と参入しています。

 

まだまだ各企業成功しているとは言い難いものの、国民性として中国人は日本人に比べ一般的に会社定着率が悪く、流動性が激しくなることが今後予想されるため、マクロ要因・ミクロ要因共にビジネスチャンスがあると言えそうです。

 

とはいえ、年間の就職・転職フェアが年間2万件近くになり、転職サイト数も1000を超え、人材データベース数もトータルで2億人を超えているなど競争は激しくなる一方で、弊社としても革新的なビジネスモデルで行かないと勝てそうにありません。

 

しかし、中国の格差社会の上の部分、即ち中国語も英語も話せる中等専門学校以上の所謂「人材」が2006年度の統計(中共中央弁公庁調べ)で約8000万人いて、彼らの平均年収が約500万だとして、うち10%が年間で転職するとして、その内30%が人材サービスを使うとして、手数料が人材不足の日本より少なめに見積もって20%だとして、そのうち市場シェアの5%でも取れば、単純に見積もって、、、

 

8000万人×500万円×10%×30%×20%×5%=1200億円

 

の年商となるので、かなりおいしい市場であることは間違いありません。

しかもそれぞれの変数は今後伸びる可能性大です。

 

 

弊社社長も常々中国やアジアへの進出の話をしているので今後のことを考えるだけでもワクワクしてきます。

 

 

私もまだまだ実務経験に乏しく、これからビジネスパーソンとしての基礎を身につけていかなければなりませんが、常に国際的ビジネスパーソンを志向しながら頑張っていきたいと思います。

 

 

とりあえず旅行楽しんできます!

 

 

長文、失礼致しました。

 

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