どうして強気の発言をするのか

平井です。
今日は強気の発言をするという自分のポリシーについて。
僕は普段から突拍子もない事、実現が難しいと分かっている事、「そんなの無理だよ」と思われる事を意識的に声に出して宣言する事にしている。
なぜか。
理由は簡単で、人間は宣言した事の8割もできないから。
色んな人を見て来たけど、普通の事を言う人は普通以下に終わる。
それは当たり前で、目指した事、宣言した事、言った事以上の事は人間できない。
「たまたまできちゃった!」って言うような経験がある人なんていないと思う。
例えばイチローは絶対に4割を打つつもりでやっていると思う。
すごく強気の発言が多いのを煙たがる人もいるが、それは全然違うと思う。
あのイチローでさえ、おそらくイチロー自身ができると思っている事の8割くらいしかできてないはずだ。
例えばエジソンが理想としていたのは、おそらく電球を作る事なんかじゃなく、もっと現代の電気世界のようなものを作れる自信があったと思う。それでもやっと白熱電球、やっと初期の映写機。思い描いていた事の8割以下だと思う。
例えば2001年発表の初代iPodと6年後に発表されたiPhoneをみれば、Appleが2001年に本当にやりたかった事が分かるはず。2001年のiPodで終わるなんて彼らは絶対に思ってないし、彼らにとってみればそれは3割にも満たない商品だろう。それでも世界を変えてしまったと思う。
ジョン・レノンは本気で世界平和を祈ったから”imagine”は胸を打つと思う。でも世界の平和は彼の理想の1割も達成できてない。
世界の偉人をみれば誰も本当にやりたかった事ができた人なんかいない。
なぜなら「できた人は偉人ではないから」。
難しい事を成し遂げるにはそれ以上の事を宣言しないといけない。これは絶対にそうだと思う。
今、就職活動をしている人は、どういう思いでやっているだろう。
自分の実力に早々に見切りをつけて、「これぐらいしかできないから、この会社でいい」
と思っている人。そう言う人をたくさん観て来たけど、絶対にその「これぐらい」もできないと思う。
自分の事を振り返って、目指した事以上の事ができた試しがあるか、考えてみるといいと思う。
絶対にないと思う。
目指すところが低い人はそれ以下で終わる。
目指すところが高い人もそれ以下で終わる。
たいていの人は宣言した事ができない事を恥じて、低いところを目指す。
でも、もうその時点で負けてると思う。
僕はDreamerだと自分で思っている。妄想家とも言えるかも知れない。
でもそれくらいしないと何にも変わらない事を知っているから、「わざと」それはやめない事にしている。
どうせ100%は達成できないけど、絶対にやめない。宣言するときも本気でやろうとする。
バカみたいに夢を語って、その8割を成功して「ああ、できなかった」と言って、振り返れば世界が変わっているのが一番かっこいいんじゃないかなと思う。
以下は僕が好きなThink DifferentのCMからの引用。
クレージーな人たちがいる。
反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。
四角い穴に丸い杭を打ち込むように
物事をまるで違う目で見る人たち
彼らは規則を嫌う。彼らは現状を肯定しない。
彼らの言葉に心をうたれる人がいる。
反対する人も、賞賛する人も、けなす人もいる。
しかし、彼らを無視することは、誰にも出来ない。
なぜなら、彼らは物事を変えたからだ。
彼らは人間を前進させた。
彼らはクレージーと言われるが
私たちは彼らを天才だと思う。
自分が世界を変えられると
本気で信じる人たちこそが
本当に世界を変えているのだから。

ということで、クサくなりましたが、今日はこのへんで~さよ~なら~。

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ABOUTこの記事をかいた人

平井 雅史

アトラエに2009年新卒入社。 新規事業→Greenクライアントサポート部署をまたぎ、多くの企業様の採用課題に対してアプローチをしている。 趣味はゴルフ、子育て、書道。