平井です。
今日は、少し視点が変わってきた話を。
ビジネスで「戦略」という言葉を使います。
この言葉はもちろん戦争から来てるのだと思いますが、
最近、ビジネスがWarに見えてきました。
なんでだろうか。。。
これまでとの大きな違いは、「敵=競合」をもっと意識するようになったという事。
ビジネスにおいて
「市場を取る」ということは、究極、
顧客の心理の中でのマインドシェアを取るということにつながるのではないだろうか。
そうすると、顧客がどういう状況にいるのか、どのような心理なのかを理解しないといけない。
→すると自然と「顧客の中には敵がいる」ということが見えてきたという事でしょうか。
なんとなく、これまでは、
「良いものを作ればそれに顧客が勝手に気付いてくれる」
という考えだったような気がする。
良いサービスをすれば、よい行いをすれば、いつか誰かが気付いてくれる。そういうイメージ。
でも、よく考えたら、そんな
「良い事をしたら神様が見ててくれる」的発想
は普通の人には全くもって通用しないんじゃないか。
普通の人は普通の人であり、神じゃない。
良いサービスが出て来ようと、気付かない。
つまりは、、、
こっちから「こじ開ける」しかない!
そうすると、もうこれはWarなのだ。
城が建っていて、まわりは草原。城の名前は「顧客のマインド」。
さあ、これからそいつをこじ開けないと行けない。
自分たちの周りには、同じ事をもくろんでいる敵が大量にいて、
同じものつまり消費者、顧客の心理(マインド)をこじ開けようとしている。
すでにそのマインド城に入り込んで、悠々としているのが大体、競合のNo.1だ。
武器も多いし、カネもある。なにより、顧客を見方につけている。
これから攻めるサービスはその牙城を崩さないといけない。
同時に並んでこじ開けようとする競合を蹴散らさないといけない。
そのためには同じ事をしていたのでは絶対に勝てない。
剣を尖らせる、長距離砲を使う、1階から攻めようか、2階から攻めようか、
地方で有名になり資金を稼ぐか、、、、
それだけじゃなく、自分たちの陣営のことも管理する必要がある。
外ばっかり見ていて、中がいつの間にか大変なことになっている、なんてこともある。
とにかく頭を使わないと絶対に勝てない。
頭を使うとは、良いサービスを思いつく事ではなく、実はWarに勝つ事なのだ!!
っと、ちょっとタカ派になった発言でしたが、冷静に。
いずれにせよ、これが戦略というものの醍醐味なんだろうな。
孫氏の兵法でも読もうかなと思ったw。
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