研究から学んでいる事

こんにちわ。

内定者ブログが始まって2回目は森山が担当させて頂きます。

僕は大阪に住んでいると言う事もあり、まだまだ皆さんとコミュニケーションも取れていないので日々学校で何の研究をしているか、またそこから何を学んでいるのか、ということについて話たいと思います。

僕が研究室に配属されたのは3年の後期で、そのとき何について研究するのかを決めました。
(行きたい研究室に行けるといった感じではなく、成績により自動的に振り分けられるといった感じです。)

そのときに希望したDDS-Drug Delivery System-について今研究しています。

Drug Delivery Systemとは目標とする患部(臓器や組織、細胞、病原体)に、薬物を効果的かつ集中的に送り込む技術。
薬剤を膜などで包むことにより、途中で吸収・分解されることなく患部に到達させ、患部で薬剤を放出して治療効果を高める手法です。これにより、薬剤の治療効果を高めるだけでなく、副作用の軽減も期待できるというメリットがあります。

何故この研究を志望したかといいますと、

1.病気の治療と結びついていたため人々の役に立てるのではないか。
2.前例のない研究である。

何故前例のない研究を選んだかと言う事ですが、新しい研究に挑戦する事で自分が主体となりあらゆる事を考えなければいけないので、しっかり考える良い経験になると思ったからです。

あまり詳しくは話してはいけないので、具体的にやっている内容をお話する事はできませんが、上の2点からDrug Delivery Systemに関連する研究を毎日行っています。

そもそも僕の所の研究室は、代々先輩がした研究をレポートをみて後輩が研究を受け継ぎ改良していくというものです。

しかし、僕の研究はまだ誰もやっていない研究なので毎日が試行錯誤です。
日々色々な文献、ネット、教科書などから知識を得て考え、実験を行っています。

(本当に今の時代ググったら何でも出てきますので、聞いた情報でもネット等で自分で調べて自分で考える習慣をつける事はとても大切だと思います。)

研究とは実際凄く地味な作業で、主に少人数でします。
僕の研究も2人で行っていますが、ほとんど1人+教授で行っています。

日々研究を行う中で

①知識、実験の結果などから仮説を立てる。

②仮説を立証するためにはどういう事を行えば良いのか考える。

③実験を行う。

④行った結果から立証できたのか、何を学べたか、またできなかったなら何が原因なのかをまとめ、考える。

⑤どうすれば改善できるのかを考え、改善し実験を行う。

という手順をずっと繰り返しています。(③、④、⑤の繰り返しですが…)
勿論この考え方は研究をする上で当たり前なのですが、何に対しても基礎になっているなと日々感じています。

何がダメだったのか、どうすれば良いのか、何事においてもしっかり考え改善し行動する事を習慣づける。
本当にこれって当たり前ですが、大切ですよね。

時間はだれしも平等で24時間しかないので、常にしっかり考え、思考を止めず時間を有効に使おうと毎日意識しています。

来年からの仕事に研究自体の知識は直接結びつきませんが、研究を通して、調べる、考える習慣を身につけていると考えています。あと7ヶ月程度ですが、途中で投げ出さずしっかり研究したいと思います。

乱雑な文ですが最後まで読んで頂きありがとうございました。

2 件のコメント

  • 考える習慣、大切ですね。
    考えることで行動が変わり、行動が変われば結果も変わると思います。