一つ上の視点

こんにちは、あおのです。

Webサービスに関わる人みんなが思っていることでしょうが、しっかりとした収益を作れるサービス、そして人々の文化となるようなサービスが作りたい。

弊社は現在Greenが主力事業であり、収益を生んでくれています。
ただ、人々の文化となっているかといえばまだまだそうではない。
IGPのビジョンにも掲げられている「喜びと感動」を現状で多くの人に提供できているか、といわれると違うと思います。

自分勝手な考えですが、多くの人に価値を提供できるサービスに関わり、
「あのサービスはこういう素晴らしいチームで作り上げ、自分もその中で○○という大きな役割を担っていた」とかドヤ顔で言ってみたいです、やっぱり。笑

雨後の竹の子のようにWebサービスが生まれ消えていく現代、収益モデルがしっかりしていたとしても、サービス自体の寿命はそんなに長くはないかもしれません。それでも、サービスが無くなってしまっても、しっかりと人の記憶に残るようなものを作りたい。

最近、少しずつ意識はできてきましたが、そういったものを作るにはまだまだ不足している部分があります。いわゆる「一つ上の視点」というやつでしょうか。
自分はGreenに関わっているわけですが、目の前の開発業務をこなしていてもある程度の仕事量にはなるため、そういった視点を忘れがちです。畑が違うのであまり適当なことは言えませんけども、営業サイドも予算の数字やKPIを追っているだけだとこういった「木を見て森を見ず」状態になりやすいのかもしれません。

弊社くらい小規模だと、大企業のように事業の方針を決めている非常に優秀な層とそれに従って業務をこなす層が明確に分かれていても大丈夫、というわけにいかないのだなと。そんなこと理屈ではもちろん分かっていましたが、ようやく実感として得られている感じです。スタートアップの人たちの強みはやはりそこで、「森を見る」視点を創業メンバー全員が持てていることなんでしょうね。

自分たちの意識を変えられなければこれ以上の大きな成長は無理だろうし、そういった「一つ上の視点」を持たなければいけないなと自戒の意味で今回書いてみました。中小企業に入ったわけでもないのに、まだ1年目の自分が現状に甘んじていてどうするんだという思いです。
一方で、日々の業務に関しても、サービスの成長にどういった意味があるのかというのをしっかり考えてこなしていかなければいけないなと思っています。もしかしたら無駄が見つかるかもしれない。

前回の記事で同期がとても良いことを書いていました。彼の言うように「このままで終わってたまるか」という悔しさを忘れず、エネルギーにしなければいけないですね。今回の記事の最初に書いたような「しっかりとした収益を作れるサービス、そして人々の文化となるようなサービス」を生み出すために。

今回は以上です。

ABOUTこの記事をかいた人

Yusuke Aono

2012年新卒入社のエンジニアです。ビジネスマッチングアプリ「yenta」の開発をしています