しっかりと伝える

こんにちは!
今回の記事は井端が担当します。

先日、大阪での新卒イベントに参加してきました。
僕は内定者のときにも新卒採用に関わっていたので、
新卒採用に関わるのは今年が二回目になります。
ただ、今回の採用イベントで感じたことは
去年私が感じたこととは少し違ったものでした。
去年、新卒採用に関わったとはいえ、実際には

社員として働いた経験はありませんでしたし、
実際に働くということがどういうことかもあまりよくわかって
いませんでした。

なので、学生に話すことは、
「こういう社会人生活を予想している」という程度のレベルの話に
過ぎませんでした。

今、たった半年間ですが働いてみて、
学生に伝えられることが少し変わったのかなと思います。

以前はイメージでしかなかった、「働く」という感覚。

自分が生み出したアウトプットに対して給料をもらう感覚、
一人の社会人として感じるプレッシャーなど、
去年は強く感じなかったことが、改めて考えてみるとたくさんあります。

去年は、たくさんのいい学生にうちに来てほしいという思いを
強く持っていて、ベンチャー企業のいい側面、もっと言えば、
「こうだったらいいな」という側面ばかりを学生に話していたような
気がします。

もちろん今も良い学生にはたくさんうちを受けに来てほしいと
思っています。
ただ、今もっと強く思うのは、伝えるべきことを、正しく伝えること。

例えば、「裁量」に関して。

弊社の場合は特に大きな裁量を持たせてくれるので、自分でコントロール
している感は強く感じることができ、同じ仕事でも向き合い方が変わってきます。
そういう人が集まるとワクワクする感覚を持ちながら働くことができます。

ただ一方、その裁量には大きな責任も伴います。
「やるべきことをしっかりとしなければならない」というプレッシャーも
大きく、それに耐えられる精神的な強さは必ず必要になります。
それがなければ、裁量というものに辛さを感じることもあるかもしれません。

ベンチャー企業にはいろんな良い側面があります。
それと同時に、人によってはネガティブに映る側面ももちろんあります。

採用時に、良い側面だけを伝えることは簡単です。
そうした方が、より多くの学生をひきつけることもできると思います。

でも、それは本当の意味でのマッチングではないし、両者にとって
長期的にプラスにはならないと思います。

伝えるべきことはしっかりその通り伝え、学生が適正に判断できるように
手助けすることが、今大事なことなのかなと思います。

去年は感じなかったこの感覚をしっかり今年度の新卒採用に生かして
行かなければ、と思います。

今回は以上です。

P.S.
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