チームに気づかされる

今回はみなとがブログを更新します。

4月になり、メンバーや組織も変わり、また新しいスタートとなりました。
私自身はあまりモチベーションやテンションに差がないタイプなのですが、
やはり4月になり、周りを見渡して変化を感じると、自然とリセットされる感覚を得ました。

私自身、2月から当社の新規事業の営業活動を1人で行ってきました。
ご利用いただく企業様にとってメリットがあることはもちろんですが、
デメリットやリスクが全くないサービスだと感じており、
企業様にご利用いただくことの難易度は必ずしも高くないと思っていました。
しかし、実際に営業活動が始まると私が思ったよりもご利用いただくことの
ハードルがあることに気づきました。
それまでになかなか普及していない領域のサービスということもあり、
参入するハードルが若干高いようでした。

新規事業なので、当然営業だけに専念してきた先輩はおらず、
どのようにして展開していくのか、どのように魅力と価値を伝え、
ご納得頂いた上でご利用していただくかの方法などは自分で開拓するしかありません。
ある種、このサービス自体の根源的な価値を私が生み出し、
伝える啓蒙者にならなければいけないわけです。

思ったよりも参画してくださる企業様が増えていかない中で、
やる気がなくなったり、諦めたことはもちろんないですが、
訪問した際に企業様に言われる言葉にどこか敏感になる時期がありました。
「本当は参画して頂くこと自体が難しいサービスなのかもしれない」、
「○○様の言ってたように日本では難しいのかもしれない」

たまたまそのタイミングで事業メンバー全体でミーティングをする機会がありました。
その時にメンバー全員が本当に真っ直ぐな目で、
真剣にこのサービスをどのように成長させていくかを考え、
必死にブレスト→開発を繰り返していました。
どのように変更したら私の営業活動が楽になるかまで考えてくれていました。
もちろんそのことは私も把握していましたが、どこか目の前のことに焦りを感じていて、
大切なことを忘れていたなと思いました。
素晴らしいサービスを創造し、それを多くの人々に利用してもらおうという想いを
少し忘れかけていたんもかもしれません。

やはり私自身はこのサービスは心から価値があると信じてますし、
仲間もみんな本気で信じています。
色々な事例を見ても、これまで世の中に起こった革命はいかに実現が難しかろうと
圧倒的な信念のもとに生まれたものであるはずです。
ともすると、その開拓者になれるという最高にわくわくする環境にありながら
何をごちゃごちゃ考えているのだろう、やれることをやり、少しづつでも
前に進まなくてはいけないと強く感じました。(本来当たり前なのですがw)
そのあたりから自分の中で不安などが一切なくなり、
本当に少しづつではありますが成果も見えてきました。
まだまだすべてがうまくいっているわけではないですが、毎日一歩ずつ積み上げて、
チーム全体で1つの作品を作っていくという覚悟を決めています。
もし事業撤退を宣告されても土下座してまで続投に執着すると思います。

最終的にはチームの皆で、
「リリース直後はなかなか受け入れられなかったけど、
結局最初に信じた通りどの企業様もJobShare使っているね。諦めなくてよかった。」
と言いながら笑っていたいなと思います。

とはいえ、そんな辛かったことも私のモチベーションには全く影響していないにも関わらず、
なんだか悲壮感全開の大げさな文章になってしまいましたが、
このチームで真剣に勝ちに行くべく日々頑張っていきます。