本当の価値や成果に向き合うこと

今回はみなとがブログを更新します。

現在僕自身はJobShareという新規事業の新規顧客開拓の部分を担当していますが、
一言で「営業」という職種でくくってみても、どの数字や指針が正解なのかというものは
意外になかなか難しいことだと感じています。
この数字や指針は具体的には「目標・予算」のことです。

というのも、例えば営業という職種においてよくある一般的な目標指針としては、
「売上」「受注数」「利用社数」等の指針を定めることが多いです。
別にその目標や指針自体は間違っていない場合もあると思いますが、
同時に間違っている場合もある、むしろ間違っている場合が多いと思っています。
もっと突っ込むと、「目標設定のプロセスが間違っていることが多い可能性がある」
と感じていると表現したほうが的確かもしれません。

そもそも目標というモノ自体、なぜ設定するのか?
なんで全社やチーム内にわざわざ共有するような数字を設定する必要があるのか?
日々の行動だけではなく、なぜ結果までも数字にして追いかける必要があるのか?

つまりは、目標ってなんで設定するのかをよくよく考える必要があると思っているという事です。
自分が目標を設定する立場であれば、上の3つの問を常に自問自答しなければ
いけないように感じています。
実際僕自身も自分で目標や予算を決めるので、
最近はよくよくその自問自答をするようにしています。

「なんだかよくある文化だから」、「どの会社でも設定しているから」という理由で目標設定
することは全く意味のないことであり、個人にも組織にもなんの価値も齎さないだろうと。

ではどういう目標設定に意味があるか?それは以下だと考えています。

チームや会社全体の長期・中期・短期目標から逆算してみて、自分がどれくらいのことを
やったらそれらが実現できるのか?
逆に言うと、
「それをやれれば、必ず全体が自分の思っている以上の形になる絵が書けていること」
なんだと思います。
そうであるから目標設定は必要で、大切で、単純な自己満足ではなく、
全体に大きく影響していることだから頑張れると考えるべきです。

そのような目標設定をしないと、打算的な行動を取り、自分の決めた数字だけはやるけれども、
全体として実はあまり価値がない、といった結果になる可能性が高いです。
それほどもったいないことはないと思うし、なんならやっただけ損じゃないかとすら思うわけで。

実はこれは僕自身の自戒もあって書いてるわけなんですが、
目先のことではなくて、もっと遠くであり、全体的包括視野でモノを見て、
自分の進めていくべき道を決めることが本当に大切なんだと昨今考えています。

もちろん目の前のことに一生懸命になることも重要なのは言うまでもないですが、
あくまでチーム全体として勝つにはどうしたらいいかを個人に落とし込むような思考を
続けていきたいと思います。