ひとつにフォーカスする

 

内定者の松廣が担当します。この前に、わたくしの同期が「捨てる」という行為
について書いており、非常に共感した。今回、わたくしが書こうと思っていたことも、
まさに捨てる、マイナスを基準に考え、何か一つにフォーカスする思考をもつということである。

私は、引き算が苦手である。もちろん私の未熟さ故であるが。
やめるべきこと、その場の判断でなくとりあえず時間を確保してしまう、
聞かなくても良いことを聞いてしまう、捨てるか悩んでつい残してしまう・・・など
挙げだしたらキリがない。他にも、議論の場で良いアイデアが何個か出ると、ついあれもこれもと欲張ってしまう。
貪欲といえば聞こえはマシかもしれないが、結局行っていることは、
非効率で中途半端な成果しか出ない作業である。

どうしても、不安やリスクを分散しようと考えがちになってしまうが、
思い切ってひとつにフォーカスしてみる。必要と見せかけている多くの必要のないものを捨て、
最優先するべきことをし続けることが今の私には必要である。
そうすることで、仕事の効率も上がり、より企業や社会に貢献出来ることはもちろんのこと
自分の価値をも高められると私は思う。
サイバーエージェントの藤田社長も「整理するのではなく、捨てる」と実践している。
明確な、捨てる基準を持ち、最もすべき一つにフォーカスできる人間にいち早くなるべきである。

余談ではあるが、内定先に一週間ほどインターンという形で働かせていただいた時(働くとは傲慢なもので、迷惑ばかりかけたことは言うまでもない)、私は、愚かなことにデスクの上にネクタイを3本もおいていた。
当たり前のように「必要ないやろ」とつっこまれた訳であるが、
その際、すでに働いている私の同期が、「私は捨てるようにしています」と
必要なものしか載っていないデスクを見せていた。情けない限りである。
そして今、私の部屋を見渡すと、とりあえず残しているものが多い、
口だけでなく本気で実行したいものである。

ABOUTこの記事をかいた人

松廣 駿也

2014年新卒入社の松廣です。 入社から4年間Greenのセールスチームにおり、その後、今に至るまでGreenのマーケティングチームに所属をしております。