ビジネスって芸術的だ

はじめまして、2015年内定者の平根由理と申します。
何を書いたらいいのかとまだまだ戸惑っていますが、
最近の自分の考えなど思うままに綴らせていただきたいと思います。

学生さんの中には、就職活動をするタイミングで初めて自分の人生の全体像とか、
先々のキャリアとか、そういったことを考え出す人も少なくないのではないかと思います。
実を言うと私自身も、

もうすぐ就活だ

働くってなんだろう?

説明会、座談会、ビジコン等々に参加してみる

ビジネスって面白い

長期インターン参加

担当した仕事を通して様々な業界に興味を持つ

自分のやりたいこと・好きなことが具体的に見えてくる

というような流れを辿って今に至ります。
それ以前は自分の好きなように、音楽をしたり、語学をしたり、お酒を飲んだり、
留学したりと、その都度自分がやりたいと思ったことをしてきました。
英語英文学科で勉強してきたので、英語が使える仕事がいいな~、
なんて漠然と考えていました。

ですが、ビジネスをしている方々と関わって、様々なものを見ていく中で、
「ああ、この世界には私の知らなかったロマンがある。」と確信し、
ずぶずぶとその世界にはまっていきました。
「英語を使う」のが目的になったらつまらない。
ほんとうの「目的」になり得る何かは、その遥か先にある、と。

音楽も映画も絵画も小説も漫画も語学も好きな私が、なぜあえてビジネス、
それもインターネットサービスに携わることを選んだのか。考えてみました。

たぶん単純に言ってしまえば、それは「ビジネス、そしてインターネットが
より多くの人に影響を与え得る媒体だから」です。

たとえば、音楽や映画などの表現で誰かが感動したり、
それをきっかけに何かを考えたりします。
誰かの表現したなにかが、全く接点のない誰かの心を動かします。
私はそういった、「人の心が動く瞬間」が死ぬほど好きです。

私はもともとは、「ビジネスって冷たくて合理的で、どこまでいっても利益追求の
ための手段なんだ」というイメージを持っていました。
ですが私が出会ったビジネスに関わって働く方々は
それぞれに様々な想いを持って、多様なサービスや商品を生み出したり、
広報したり、互いに熱く意見をぶつけあったりしていました。
そういった様々な人の「想い」の乗ったサービスが社会に出て、
それを「いいな」と思ったいろんな人がサービスを使うようになっていけば、
それは芸術作品が誰かの心を動かすように、常に誰かの心を動かし続けるのではないか。
と考えるようになりました。

自分が関わった・作り上げたサービスで人の心を動かせたら。
自分が関わった・作り上げたサービスが、人々の生活に浸透したら。

そういった理想のために、日々仲間と意見をぶつけ合いながら、一歩一歩進んでいけたら。
と思うと、もうわくわくが止まらないわけです。
ビジネスの世界にはそんなマッチョなロマンが詰まっている、と感じたのです。

もちろん、そのためには様々な能力が必要になってきます。
どんな形でもいいから、日々自分ができることや仕事のクオリティを上げられるよう、
考えて生きていこうと思います。

完全に日記になってしまいましたが、
こんな考えの人間もいるのだと、どなたかのご参考になれば幸いです。