本当に大事な想い・本当は大事でない数字

今回は1年目のみなとがブログを更新します。

私は弊社新規事業のJobShareに所属していますが、そんな日々の中で気付いた仕事において重要な考え方であり、常に持っていなくてはいけないと思うマインドについてブログを書きたいと思います。

新規事業を進めていく上でサービスの想いや本質的なゴールは変わりませんが、その過程の方法論や戦略、リソースの配分などはしょっちゅう変わっていくものです。そんな環境なので、当然全体の方向性などの話し合いも頻繁に行われるわけですが、その時はクライアントのことや達成したい未来のことを徹底的に考え抜いてどういうサービスにしていくか方向性を決めます。

そんな熱い議論が終了後、その目標に向かって個々人が動きやすくするために個人の目標であったり、KGIやKPIを決めます。そもそも今まで挙げた上位概念や、KGIなどの決定に全員が関わる組織も弊社独特であり、さほど多くないとは思いますが。。。

ここまでは何ら問題はありません。私が今回テーマにしていることはこの後生じます。

いざ個人の目標も決まり、達成に向けて動き始めると目の前の数字や目標に必死になりすぎて、何のために自分はその数字を追っているのか、自分たちのサービスは何を達成したいのかという想いが薄れたり少し忘れてしまったりすることがあると思います。もちろん、設定した数字をやりきることは非常に重要なことであり、揺らいではいけないものです。しかし、ある意味で先述の通り「視点が低くなる」傾向にあるのだとすると、それは大きな問題を生む種になりかねません。

特に私は営業が業務の中心ですが、営業はお客さんの近くにいるからこそ目の前の予算ではなくて、クライアントの課題を本質的にどのように解決するのか、クライアントの成長にどのように寄与出来るのかを考えないといわゆる業者さんになってしまうわけです。そんな関係性でお互いにいい仕事ができるわけもなく、いいパートナーになることはできません。そうなるといよいよ自分が提案しているサービスの100%で価値貢献できる環境ではなくなるわけです。

だらだら書いてしまいましたが、つまるところ目の前の目標や予算なんて自分達で勝手に決めたことで、そんな数字はクライアントには毛頭関係ありません。本当に見つめるべきものは、サービスの想いであり、その上でクライアントにどう価値貢献できるかだけなのだと思います。

営業の話で言うと、ここまで効率的な営業手段と思われるインバウンドマーケティングやオンラインでの連絡手法が増えている中で、あえて人が人に会いに行って提案するなど時代遅れと考えられてもおかしくないと思います。ではそこに人が介在している意味は何なんだろうか?それは本当に自分のことを理解してくれ、それに沿った的確なアドバイスをしてくれるパートナーだからこそ意味があるのだと思います。

うまくまとまらなくなってきましたが、日々の目標と格闘しつつも、決して本質的な部分に目をそらさないビジネスマンであり続けたいと思います。