答えを知っているのはそれを使っている人だけ。

藤澤です。

ちょっと暖かくなってきた?なんて、
ちょっと気を緩ませていたら東京にも冬の寒さが戻ってきました。

子どもと3人暮らしの我が家も、気温変化で喉がやられたり、
熱が出たりを順繰りしてしまうことが多いです。
ちょうど今日も…、体調不良にしてしまいました。

私は制作側の仕事をしているため、
ある程度”作業レベル”のものは自宅で進めることが出来ます。

ですので、子供が熱を出しても子供の面倒を見ながら仕事ができる、
このIGPのカルチャーが、とてもありがたいなぁと思っています。

少し脱線してしまいましたが、話を表題に戻します(笑)

去年の4月からJobShareチームの一員として
企画・制作に関わって過ごしております。

まだローンチして1年ちょっとのサービスということもあって、
小さな改良から大きな改良まで、
めまぐるしい勢いでより良い仕組みにするために全力投球中です。

チームメンバーが最近は増えたものの少人数で作り上げているので、
どんなビジョンをもって、何を改良したら良いのかという話し合いは
日々全員で話し合ってます。

私が制作をする時に必ず忘れてはならないと思っているのはユーザー視点です。
当たり前のことに感じるのですが、これがまた難しい。

関わりがながければ長いほど、サービスのユーザー視点から自分が離れていってしまうので、
話し合いの場では、特に意識してユーザーがどう思うかに重きをおいて考えるようにしています。

逆に考えすぎて、「ユーザーにとってこれが最善の選択である」と思った後に、
「このアイディアも結局自分視点なんじゃないか」と、答えが出せなくなることも。

そんな風に迷ってしまった時に考えるようにしているのが以下の3つ。

 

・思っているほどユーザーは見ていない

とにかく解説してしまうようなページや機能を作ってしまったり、
迷った人のためにたくさんの選択肢を置いてみたりして、
気を使っているようにしてみても、逆に惑わせてしまうこともある。
とにかく一番見てもらいたいところはどこなのか、自分の中で定めるようにしています。

 

・どんなユーザーに向けて作るのかを決める

サービスをたくさんの人に使ってもらいたい!という熱い思い一心で考えてしまうと、
万人になんとなく伝わるような選択をしてしまいがち。
その反面、没頭していると自分の好みに偏り過ぎちゃう場合も。

そんな時は、「IT業界で働く営業マン(30)に、このメッセージを伝えるためには!?」などと、
細かい設定を切って、その人だけに向けたメッセージを落としこむようにしています。

 

・答えを決めるのはユーザーである

とはいえ、どんなに考えて意見を出し合っても、
そこには仮説しかない事のほうが多かったり。

3日悩んで答えが出ないなら、その3日で作ってしまえばいい。

予算や工数の問題がないものであれば、
とりあえずやってみるという勢いも大事だと思っています。

とりあえずと言っても、
「使ってくれるでしょ?」「ここに設置すればわかるでしょ」レベルで
やっちゃえ!っていうわけではないです。悪しからず!

とにもかくにも、それを使うのは自分ではないという根底は、
常に忘れないようにしたいところですね。

その上でチャレンジするのも、夢をもって作るのもよしだと思うのです。

私は常にその気持ちを失わないように心がけて、
関わったサービスを最高のものにしたいと思います!

 

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※余談

ユーザーユーザーって何回打ち込んだかわからないのですが、
「ユーザー」っていう呼び方にも違和感を感じたりすることがあります。

「お客様」「利用してくれている人たち」のことを一括りに
「ユーザー」って言っちゃうのも、なんとなくなぁなんて思いながらも、
言葉の小さな表現一つで左右されちゃう自分も
日本人気質なんだなと感じました(笑)

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