大事なのはストックではなくフロー

谷口です。

4月に社内でちょっとした部署移動が有り、
所属するチームが変わりました。

業務内容もガラッと変わるわけですが、
そんな時に思うのが掲題の話。

ストックとは蓄積、フローとはそのタイミングでの価値です。

これまでの社会はストックに重きをおいていて、資産とか肩書は
積み重ねられることに意味がありました。
(ビジネスモデルとしても、経験と価値の比例がなりたっていた。)

一方で変化が激しい現在においては、ストックは下手をすると
自由を奪う負担になってしまう。

そんな現在においてフローを意識することは大事。

このへんの考えは、有名ブロガーちきりんさんの著作
『未来の働き方を考えよう』の中で綺麗にまとまっているので、
興味があるかたは是非。

そういう考え方は頭では理解できていたけれど、
もともと自分は放っておくと、ストック型の考え
方をしてしまう方で、何をやっているかに意識をとられ、
何を得たか、何ができるようになったか、今の自分のバリューは
何か、という事をついつい気にせずにいてしまいます。

そして、それを明確に自覚するのは、こうした部署異動など、
新しい何かを始めた時。

ゼロベースでこれまでの経験が(一見)あまり役に立たない事を
やるなかで、自分がどんなパフォーマンスをだせるのか、
如実に結果となって現れます。

新しい事をやっている=結果をだせないのはしかたない、と言うのは
とてもレベルの低い話で、その要諦をどれだけ早く理解し、実践するかは
完全に能力に依存します。

その段階になって初めて、あぁ自分はここが成長したな、とか
ここは全然できてないな、ということを実感します。

まさに今自分はそういったことを日々感じていて、緊張感にヒリヒリ
しつつも、とてもワクワクしていたりもします。

課題が見えるということは先がまだまだあるわけだし、
できてないことが多い時ほど、その後に見えてくるものは大きいはず。

本来はそういった外的変化なしにでも、こういう感覚を
常にもっているべきだし、そうありたいので、この感じを
忘れずに、どんどん進んでいこうと思った、そんな4月末なのでした。

ABOUTこの記事をかいた人

谷口 孟史

2012年に中途入社。Greenの既存営業チームで企画をやりつつ、評価制度や行動指針の策定などをやってます。