おはようございます!こんにちは!こんばんは!
今、土下座しながらこのブログを書いております。
どうかお許しください。
冗談はさておき。
やっと「春らしい」春がやって来ましたね。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私は花粉症に日々襲われ、目と鼻の機能が全面停止。
口と耳と勘だけで今は生活しています。必死です。
春といえば新生活!
4年間一人暮らしを進めた大阪は箕面を離れ、ビューティフル&ファッショナブルシティー神戸の実家にカムバックしてきました。
「神戸出身だ」
というと、
「神戸なん!?wwww 神戸っぽくないなぁ!!ハハハ」
と言われますが、一体何の笑いなのでしょうか。全く理解できません。
追い追い、神戸のいいところ紹介をこのブログでしてみるのもありかもしれませんね。
さっ、つらつらと書いてきましたが、、、
冒頭にも述べた通り、大学生になり、5年目の春を迎えました。
学部生として。笑
そうです。あえてね。
「戦略的留年」とでも言っておきましょう。
関西では、大学⚪︎年生のことを「⚪︎回生」と呼ぶので、院生と間違われた時によく、「あっ、院生じゃないです。今は、4回の裏の攻撃をしてます〜!」なんて言って人々を困惑させています。
話が逸れましたね。
本題に入りたいと思います。
私は今、部活動でひとつの大きな壁にぶつかっています。
先日、同期の田中が「現役選手」としての壁について書いていましたが、同じ同期でも、大学5年目を迎える私は、いまだ現役選手を続ける田中や清水とは少し違った壁にぶつかっています。
それは「指導者」という立場です。
昨年の冬に4年間の現役生活を終え、今年は学生コーチとしてチームにジョインし、日々、後輩の練習指導にあたっています。
そんな中、指導を担当しているディフェンスライン(以下、DL)の後輩達の力を中々伸ばしきれていない自分の実力不足を最近よく痛感しています。
昨年度の現役最終学年の時、私はチームで副将とDLリーダーを任され、自分の上達とともに後輩の上達について一年間取り組みました。
その時の私の指導方針は、「正解を提示する」でした。
全体の練習の場では、目標達成に対して今自分たちが取り組まなければならないことを、全員がなぜ今このメニューを取り組んでいるのかを徹底共有し、こなしていく。一方で、後輩各個人にそれぞれ足りていないスキルやフィジカルを明確にし、それの改善策を提示し、改善する工程を組み、日々声をかけながら、一緒に取り組んでいく。そんなやり方を一年間やってきました。
結果から言うと、あんまりうまくいきませんでした。
厳密に言うと、「受け身」な後輩を伸ばすことができませんでした。
そういった「受け身」な後輩からすると、提示されたものをひたすらこなすだけのシステムになってしまったのです。
「言われたことを、何も考えず、ただやるだけ。」
これでは、人の成長速度は遅くなると思います。
それは「練習」ではなく、単なる「作業」だと思います。それではあまり意味がない。
そして、もっと最悪なのが「結果がでない」ことです。
受け身な姿勢であっても能力の高い人は結果が出ることがあります。
しかし、全員が全員、そうとは限りません。
「言われたことをやっているのに結果が出ない…」と辛い現実にぶち当たり、ただでさえ辛い作業がもっと辛くなります。ここまでくると何も楽しくない。
これは、考えてみれば当然のことです。
なぜなら、自分で考えていないからです。
自分から自発的に動けていないからです。
自分で考えたことであれば、やり込んだ結果、良い結果が出なくとも、満足感や学びが得られて次につながるものです。自分で考えてやったことなら、納得がつくものです。
この「考える」という力を身につけさせるにはどうしたらよいか、どうしたらその必要性に気づくのか、ということを現役時代に常に考えながらも、満足いった結果を残せないままに現役を終えてしまいました。
後輩が伸びることこそがチームを強くする何よりの近道だと考えていたので、後輩をなんとしてでも成長させたかったのです。
特に、私たちのチームのように優秀なコーチを雇うような資金力もなく学生だけでチームを動かしていかなくてはならないチームは、自分達で目標を定め、その目標達成に必要な要素を考え出し、その要素を満たすためにはどんな方法が必要かを考え、妥協を許さず確実に実行していかなければなりません。そう言ったチームでは、上の言うことを聞いてやるだけのトップダウン方式では、トップしか伸びない。
ましてや、そのトップをせいぜい長くて4年のキャリアしか持たない学生が担っているのだから言わずもがなです。何千人を見てきたコーチから放たれるアドバイスとでは質の差がどうしても出てしまうものです。
一方で、昨年度、私の作ったメニューの意図や、提示した正解のイメージを正しく理解できる後輩や、提示されたものに対して「なぜ?」「こうした方がよくないですか?」と自分の考えを持つ後輩は伸びました。
しかし、その多くはもともとの能力値が高い人。
いわば、言わなくても伸びるやつ。
現役を引退し、指導一本のコーチとなった今、「受け身」だったり「能力値があまり高くない」人を格段に成長させる手はないものかを日々考えている今日この頃であります。
そのためには、やはりこの「受け身」な姿勢をなんとかせねば。
そう思い、今年の指導方針は、「考えさせる」です。
厳密には「考えさせて、実行するところまで意識させ、継続させる」です。
これが非常に難しいのです。
伸び悩む後輩に対し、ついつい、「ほな、これやってみい」と言ってしまいそうになるところを一旦我慢し、「なんでこうなってると思う?」「どう考えてるの?」「どうしたいの?」「そもそも達成したかった目標ってなんやっけ?」というのを後輩に日々問い、繰り返し繰り返し話す中で出てきた後輩の考えに対して、的確なアドバイスを与える。
この「なんで?」を繰り返すことで「受け身」な姿勢の脱却につながると考えています。
そして重要なのが、その「なんで?」が恐怖や嫌悪の対象にならないこと。柔らかく、優しく、同じ目線でいうことが大事だと心がけています。(⇦超難しい)
そんなことを考えながら、新チームになって以来数ヶ月近く、実践してきましたがまだまだです。チームも春の初戦で、下位リーグのチームに大敗してしまい、課題は山積みです。
本番の秋リーグまであと5ヶ月!
より一層指導に力が入ります!!
思うことをつらつらと書いていたらすごく長い文章になっていました。
そして、
気づいたらこんな顔でブログを書いていました。
こんな顔で指導してたら、確実にダメですね。笑
指導者という立場ですが、学んでいるのは私です。
日々一生懸命頑張る後輩とのやりとりから本当に多くのことを学んでいます。
もちろん、この「とことん考えさせる」スタイルが必ずしもベストだとは思っていません。ある種、非効率な部分もあるなと感じています。
現役時代の経験からいろいろ考えた現時点でのベストな方法がこれなだけです。私自身、日々考え、もっと良いものにならないかと日々改善していくことが必要です。また、一人一人、後輩に合わせた指導スタイルも日々考える必要があります。日々変化、日々成長ですね、いやほんと。
イマイチ、考えていることをうまく文章としてアウトプットできず、且つ長編なブログになってしまいほんと悔しいばかりですが、長時間に及ぶ土下座で完全に足がしびれておりますので、この辺でおしまいにさせていただきます。
読んでいただきありがとうございました!
季節の変わり目、体調崩さぬよう、頑張っていきましょう!
ほなっ!
P.S. あぁ、現役時代に戻りたい・・・笑
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