組織の命運はルーキーが決める

卒業論文の提出という難所をなんとかクリアしそうでホッとしている16卒内定者の清水が、今回のブログを担当させていただきます。


まもなく卒業し、いよいよアトラエに入社できるという事実に武者震いしている今日この頃です。
昨年の1225日に内定を頂いてから早いことで1年以上が立つなんて考えられません。時間が経つのは早すぎますね。。。

さてさて、
内定から現在まで、自分の向かいたい方向や成し遂げたいことが変わらないことで自分の選択に大きな自信を持てている一方で、新たに持った考え方もあります。



それは、

「ルーキーこそ組織の命運を決める」

という考え方です。




この考えに至ったのは、僕の大きな勘違いがきっかけです。

就活生時代は、とにかく企業の方にモテました。
自分はこういう考えをしていて、今までサッカーを通してこんなことを成し遂げてきた。そんな話をしていると、僕を優秀な人材のように扱ってくれました。
もちろん採用担当の方達は悪気なんて全くないですが、この就活モテ期で僕は大きな勘違いをしてしまいました。

新卒採用はポテンシャル採用であるため、価値観やスタンス、地頭で判断することが多く、採用基準を超えると優秀な「学生」として認識されます。
自分が大きな勘違いをしていたのは、この「学生」というポイントです。
つまり、ポテンシャルを評価されているだけで、会社で活躍できるなんて確証はもちろんないんですよね。分かってはいるものの、心の中できっと活躍できると勘違いしていました。



でも、ないんですよ力なんて。知識もまだまだ少ない。身につけるしか無いんです。



もちろん実務経験をたくさん詰んで来た学生もたくさんいるとは思いますが、現役社員同様の技術やノウハウを持っているのは極めて稀なケースです。
最初から大きな結果を残せる人は多くはありません。そして、活躍できる力を新たに身につけることは一朝一夕では不可能です。

いろんなことにチャレンジしてその度に反省して次に繋げて、またチャレンジの繰り返しをどれだけ継続させられるかが最重要です。もちろん失敗したり、壁にぶつかったり、精神的・肉体的にしんどいことも多いと思いますが、そんなこと当たり前で、それにどれだけ粘り強く耐えて耐えて耐えられるかなんですね。もちろんやりがいを自分で見つけながら。

特に自分のような体育会所属学生は、今まで継続して積み重ねて来た経験やメンタルタフネス、結果への情熱に期待されることが多いので、そこで負けちゃーいけません。




そしてそうやって力をつけることで、自分のポテンシャルにかけてくれた会社に恩返しできるのです。
採用は企業にとって最も大事なポイントの1つです。特にベンチャー企業のようなたくさんの学生を採用できない企業においては、ものすごい覚悟で自分たちを採用してくれています。その覚悟に応える、期待を超えるのは僕たちルーキーの義務です。

具体的に何をするのか、

お尻ペンペンです。

個人が成長することで単純に会社の総合力は上がりますが、ルーキーの成長は周囲への影響が段違いです。
後輩がガンガン飛ばして力を付けていくことで、先輩は間違いなく焦ります。焦れば、先輩もよりギアを上げるはずです。
えげつなく練習してドンドン上手くなる一年生がサッカー部にいっぱいいたりすると、レギュラー取られちゃうんじゃないかと気が気で無いですよね。笑
入社時の「頑張ろう!」という初心を永遠に同じ熱量で持ち続けることはどうしても難しいものです。
だからこそ、力をガンガン付けることで既存メンバーのお尻をペンペンするのがルーキーの役目なんです。昔の自分に重なる姿は必ず刺激にもなりますしね。

毎年毎年入ってくるルーキーがお尻をペンペンし続けられるか否かでは、長期的には会社自体の大きな実績差が大きく異なるでしょう。こんな意味でルーキーの質は会社の命運を必ず分けると考えています。


(画像はamazonから転載)

アトラエの16卒内定者に関して言うと、とにかく個性が強く期待も大きい年代です。しかし、それもまだまだポテンシャルの域を脱していません。働き始めてからもガンガン飛ばしておしりをペンペンし続けていって、ワンピースのルーキー達のように世間を揺るがす世代となれるよう頑張っていきたいものです。みなとても賢いので、負けてられませんが!!


内定者時代も後少しですが、良いスタートダッシュが切れるよう万全の準備に尽くします。(免許合宿)





p.s.
高校サッカーの決勝戦のハーフタイムで流れていたCMのフレーズが格好良すぎたのでご紹介。

「勝つためにできることは、もう無いか。」

かっくいいいいい。

ABOUTこの記事をかいた人

清水 謙

新卒入社3年目の清水謙です。 Green Salesとして入社し、現在は新卒/中途の採用を担当しています。 小学校4年生から神戸大学の体育会サッカー部を卒業するまで、ずっとサッカーに熱中し続けてきた、サッカーで出来上がった人間です。 組織論が大好きです。