組織を大切にする会社で働きたいと思った私がアトラエを選んだ理由

こんにちは!今日は、2018年11月にアトラエにジョインした「竹田 哲也についてご紹介いたします。竹田は、これまで数多くのイベントで組織デザインなどについて登壇してきた実績の持ち主です。

組織を心から大切にしている会社で、組織デザインに没頭してみたい」とアトラエに参画した竹田。2018年12月現在アトラエで働いている竹田に転職したきっかけや数ヶ月アトラエで働いてみて感じていること などについて聞いてみた。

竹田 哲也プロフィール

1982年 岐阜県生まれ。専門学校を卒業後、カナダに留学し当時先進的であったIT技術やデザイン技術を学ぶ。帰国後、株式会社オプトにて広告制作、システム開発、新規サービス立ち上げなど多岐にわたる業務を経験。その後、事業会社数社を経て、2016年秋からオプトに再入社し、会社のビジョンとバリューにあたる行動指針の刷新や、Studio Optの立ち上げに関わる。2018年11月から株式会社アトラエに入社し、組織改善プラットフォーム「wevox」のUXデザインに従事。2ヶ月で登録者数4000名を超えた「デザインを学ぶコミュニティ&サービス Cocoda!」のService Advisorも兼務。

 

 

「働く」というイメージが持てなかった20歳の竹田

竹田は就活生だったその当時、自分が学んできた分野で「働く」というイメージが持てず、やりたいことはもちろん、自分がやるべきことも分からない状態だったと話す。そんなとき父親の勧めでカナダへの留学の話が持ち上がり、どうせ日本に居てもやりたいことがないのなら、もう一度しっかりとITやデザインについて学び直すのも悪くないと考えカナダ行きを決めた。

カナダでは有名大学の出身者と肩を並べて講義を受ける環境だったという。これまでの学生生活でもITやデザインについて学んでいた竹田は、ここで一から学ぶ始める人たちに負けるわけにはいかないという反骨心を燃やし徹底して勉学に励んだ。

その結果、英語で行われる講義の後に、竹田が日本人向けに日本語で同じ内容の講義を行うほどにまで知識レベルは向上していったという。カナダでは日本の座学スタイルとは違い、PCを前にした実務が行えた。 その経験があり、当時の竹田は、いつ日本に帰っても十分戦えると感じていたと話す。

 

帰国後に感じた就職の難しさ

竹田は約2年の留学を終え帰国した。

が、竹田の帰国は新卒採用の閑散期である2月だったのだ。多くの企業が新卒採用を終えている時期である。翌年の新卒採用の時期までなんて、とてもとても待てなかった。

そこで「中途採用・未経験歓迎」というキーワードでひたすら求人を調べていく。とにかく当時は「今すぐ」「デザイン」で仕事ができるのなら正直どこでもよかった。今では覚えていないが、業界業種問わず多くの企業にエントリーしたという。そんな竹田を採用してくれたのが株式会社オプトだった。オプトでは、広告制作、システム開発、新規サービス立ち上げなど多岐にわたる業務を経験させてもらったと話す。目の前の仕事に没頭して働いていた当時、竹田の中に小さな想いが生まれはじめていた。

 

《個人のキャリアそのものを追うよりも、やりがいやワクワクすることを追い続けたい》

 

転職回数は人より少し多い

実は竹田、「転職回数」だけで言うと一般的な人よりも多く経験している。オプトに入社後、様々な業務を担当しある程度「やりきった」という達成感を感じていた。そこでオプト以外の事業会社を数社経験した。どこの会社でも竹田はやりたいことをやらせてもらえ、退職した今でも以前の会社には心から感謝している。そんな頃、オプトの社長が交代した。退職後も前職のメンバーとの交流があった竹田はオプトの内情をメンバーから直に見聞きしていた。

 

《会社のビジョンがイケてない》

 

そう感じていた竹田は、新社長に直談判しビジョン刷新のプロジェクトを担当させてもらうことになった。二度目のオプトへの入社である。数年間の他社での経験の後、竹田は再びオプト社へ舞い戻った。実際に、オプト内でアンケートをとった際にも「ビジョンへの共感」がどの項目よりも低い結果となっており、これでは会社が伸びてないと危機感を覚えた新社長と共に早急にプロジェクトに取り組んだ。

 

その後、1年半かけてプロジェクトをリードしてビジョン刷新をやりきった竹田。その経験で竹田は一つのことを改めて実感した。

 

 

《偉大なプロジェクトは偉大なチームからうまれる》

世の中に価値のある偉大なサービスを生み出すには、その地盤にあるチームが何よりも、もっとも重要だと感じていた。自身のキャリアよりもやりがいがあること・ワクワクできることを追い求める為には、チームをしっかり大切にできる環境で「デザイン」に取り組むべきだと当時の竹田は決心した。

 

アトラエとの出会い

そんな竹田がアトラエと出会ったきっかけは、アトラエが提供しているサービス「yenta(イェンタ)」だった。yentaを活用して最初に出会ったアトラエ人は、当時、yenta唯一のデザイナーだった平根。平根との出会いでは、アトラエについてそこまで深く語り合うことはなかったが、平根がイキイキと自分の仕事について語る姿は印象的だったと言う。

その後、2018年夏に「デザイン経営カイギ」では、アトラエのCTO岡と出会った。そのイベントでは、参加者を前にお互いの組織に対する想いについて熱く語る中で、アトラエという組織の魅力に惹き込まれたと話す。

組織を大切にしているアトラエでなら偉大なプロジェクトを生み出すことができるかもしれない。組織だけ考えるではなくデザイナーという立場で組織もサービスを変えてみたい、そう考えた竹田は思い切ってアトラエにジョインすることを決めた。

 

これまでの会社とアトラエとの違い

これまで多くの会社で勤務経験のある竹田は、アトラエの環境をこう語る。

《自分のやるべきことに没頭でき、その上で家族も大切にできる》

竹田は現在3児の父だ。仕事はもちろん家族も大切にしたい。その両方のバランスがしっかり取れることに驚いたと話す。これまでの会社でも自由に動くことは動けたが、どの会社も「部署単位」でルールの幅が違っていた。しかしアトラエでは会社全体で全員が同じ認識のもと働いている。いつどのチームにいっても同じ働き方ができるというのは良い意味でカルチャーショックだった。そんな組織があるのか、そんな組織運営が可能なのかと最初は半信半疑だったが、今ではそれが可能な理由も見えてきたようだ。アトラエに来て本当によかったと話す竹田の表情はとても柔らかい。

もう一つ他社と違ったこととして「業務の進め方」がある。

竹田が入社した当時「今日からこれをやってください」という決められた仕事は一つもなかったという。チームメンバーと相談し、自分ができること・今プロジェクトとして足りないことをそれぞれプレゼンしあい、自分の価値が発揮できる方法や物事の優先順位を決めていったと話す。チームとして今一番困っていることは何かと聞いたら、みんなからいろんな意見を言ってもらえた。チームメンバーそれぞれが、それぞれの立場で常にサービスのことを考えている証拠である。全員からの意見を元に自分の仕事を自分で決めていく面白さは他社では経験できなかった。心の底から「アトラエらしい」と感じており、アトラエで働ける一つの醍醐味だと話す。

 

今後の抱負

現在「wevox(ウィボックス)」チームに所属し、サービスデザインを主に担当している竹田。まずは「wevox」を単なる「サーベイツール」という位置付けから「組織を変えていく」「チーム全員で組織改善を推進するプラットフォーム」という認識にまで持っていきたいと話す。より世間に広め、様々な人たちにとって身近なサービスになることが直近の竹田の目標だ。

そして、アトラエという組織についても魅力をもっともっと世の中に発信していきたいという。デザインの力で、物事の価値を高めることが可能であると世の中に広め、デザインをもっと当たり前の存在にしていきたいとキラキラした眼差して語る竹田。今後の活躍にも期待したい。

 

アトラエでは、竹田以上に熱意溢れるメンバーを絶賛募集中ですっ!!

少しでもアトラエに興味を持っていただけたらいつでもご連絡ください〜!!

ABOUTこの記事をかいた人

南 香菜絵

2015年にアトラエへ中途で入社☆Greenサポート・コーポレート部門を経て 2017年10月から広報を担当しています! わんぱく小僧(長男3歳)を育てながら仕事も頑張る、お酒とお寿司が大好きな福岡女子です!!アトラエネタや広報ネタならなんでも喋るのでいつもで連絡くださいww