コロナ禍こそ生きたコミュニケーションを大事に。

みなさん、こんにちは。

wevoxカスタマーサクセスの魚住です。

突然ですが、最近あった嬉しいことを共有します。

前職でお世話になったお客様から1-2週間ほど前に連絡があり、

魚ちゃん、頑張っとるみたいやなあ、面白そうな会社に転職したなあ、ホームページの社員さんの顔眩しいわ。とりあえず大阪来た時は連絡してや、また飲みにいくで!!

よくよく聞いてみると、転職してアトラエに入社する前に前職でお世話になったお客様を一社一社回って挨拶していたのですが、そこで私の転職の想いを聞き、気になりこっそり定期的にチェックしていたということでした。(今回は一橋ビジネスレビューにアトラエが掲載されたことがヒットしました)

とりあえず僕は、大阪の〇〇という寿司屋やったら行きますよ!と、生意気な言葉を返して電話を切ったのですが、とにかく嬉しかったのを覚えています。

しかもこの1件のみならず合計で3件ありがたいことに連絡を頂きました。

嬉しいですね。(漏れなく、大阪帰ったらおごってねと根回しは完了済です)

ここからが本題なのですが、今回の電話で、

仕事とは知識やスキル、経験を積んでそれを世の中に還元していくものだと思いますが、それ以上に仕事を通じて人生を豊かにするような出逢いがあるというのがもう1つの醍醐味だなと改めて思いました。

一方で世の中の流れとして、AIの導入による業務効率化や、テレワークの完全導入、こういったニュースを最近よく見ます。確かにこれらの導入は、生産性の向上に寄与するもののなんだか仕事がどんどん無機質なものになっていくのでは?という感覚がなんとなくあります。

言い換えれば、これまでの対面のコミュニケーションで行われていた、仕事の中での同僚との雑談、その雑談の中で偶然に生まれてくるアイディアや、同僚、お客様と仕事を通じて生まれてくる絆みたいなものが今後どんどん希薄になっていくんだろうなとなんとなく思っています。

(実際にwevoxのカスタマーサクセスとしてお客様と対峙していますが、現場に起きている事実としてそれを感じていますし、テレワークによりただでさえ希薄なコミュニケーションがより希薄になったという声もあります)

コロナ禍において、某商社のお偉い方も出社してなんぼ、総会にて弊社CEOも出社し、今こそ対面でのコミュニケーションを大事にするべきだと言っています。

伊藤忠商事会長「コロナ禍こそ人と会ってなんぼ」

私もそれには大賛成で、昔は上司が正解を持っていて、トップダウンのマネジメントでビジネスとしての成果が出たという時代であればテレワークでもなんとか機能するかと思いますが、

VUCAと呼ばれるような将来が不明瞭で上司も正解を持っていない時代においては、

効率化し無駄を省いて、スマートに働く(コミュケーションの総量が減少するような働き方)会社よりも、メンバー同士で直に膝を突き合わせてとにかくアイデアを出し合い事業を進めていく、何よりも仕事での苦悩や喜びを同じオフィスで共有している働き方の会社の方が圧倒的に強いと思います。

今回お客様からありがたいご連絡を頂いたのも、私がずっとリモート会議でスマートに要件だけを伝えていくような関わり方、転職の挨拶を電話一本で済ますようだったら間違いなくわざわざ連絡が来ていないと思います。

効率の面だけでいうと、かなり悪いですが、対面で私のアホな人生相談にのってもらったり、恋愛相談にのってもらったり、稀に真面目にビジネスのお話をしたりと色々な場面、感情を対面にて共有することで、ビジネスライクではなく人と人との絆を少しずつ育んできたから連絡を頂いたのだと確信しています。

現状、お客様先に往訪することはなかなか難しいかもしれませんが、画面越しでも膝を突き合わせていると感じるくらいの熱量のコミュニケーションに拘って今後も日々の仕事に励もうと思います。そしてお客様にとって、コロナ禍で実際に対面できないながらも魚住さんと出逢えて良かったと言われるような印象的な担当者になっていきたいです。