対話から生まれる「空気感」

どうも、今回は2016入社(新卒アトラエ)の田中が担当します!コロナによるテレワーク中心のスタイルから少しずつオフラインでのコミュニケーションが増え、ここ最近改めて「人との繋がり」ってやっぱり大事だなと感じている今日この頃です。

9月に以下のカフェ?バー?スペースができまして、よくここでみんなでお酒を飲みながらあれこれいろんなことを話しています!↓(まさしく会話がうまれる空間です〜)

で、今回は最近自分が感じている「対話から生まれる文化・空気感」について書きたいと思います。

私はGreenという求人サイトのセールスを担当しており、毎月たくさんの会社の方とお話するのですがその中で私自身の考えやアトラエという会社・組織のあり方を話す中で「なんでそんなに自分の会社に対して責任感が強いのか?視点が高い、素晴らしい!」等、関心されることが多々あります。

ただ、私は「自分がすごい考えを持っている」という感覚は全くなく、むしろこの5年間の沢山の場面の中で触れてきたアトラエの仲間たちの考えや意思決定、課題感から後天的に形成されてきた「自分の中の文化(価値観)」みたいなものを話しているというだけの感覚です。

そしてこの「自分の中の文化」というのはアトラエ社員の考えの代弁ではなく、アトラエ社員や他社の方のお話、後輩から大先輩の方までいろんな人の話を聞く中で「今の自分が考えるベスト」という考えなだけで、固定化されたものや代弁するようなものではなく、常にいろんな人の影響や考えを受けて変わり続けていくようなものだと考えています。

そして、組織を作る上ではこの自分の文化をそれぞれがいろんな人に触れながら磨きあったり、議論したり、考え抜いたりして、もっともっと大きな目に見えない「空気感(文化)」みたいなものを作っていくことが重要なのではないかと思っています。(この大きな空気感があることで、仲間を信頼できたり、期待できたり、自分たちが目指すビジョンの実現に近づけたりできると思っています。)

要は「対話すること」がやっぱり大事で、しかも仕事そのものの話ではなくて「なぜそれをやるのか?どうしてその意思決定をするのか?」といった背景の部分や「仕事の中で感じる違和感やいまの気持ち」等、なかなか普段のミーティングでは出てこないような「正解のない、もう一個踏み込んだ話」をどれだけラリーできるかということが組織の「空気感(文化)」を作る中で改めて大事だと最近感じているというのが今回言いたいことです!オフラインコミュニケーションが増えたこともあって、顕著に思います。。。笑

で、個人的にはこの「文化」という目に見えない空気みたいなものや答えのないものを作ったり、浸透させていくなかで大切にしていることがあります。

・自分が「空気感(文化)」を作る一人であるという自覚

1~2年目のころはこんな感覚を持てる余裕もなく、まずはビジネスマンとして成果だす!という考えが頭のほとんどを占めていましたが、後輩を持つようになったりある程度信頼してもらえるようになった時から自分の発言や行動が見えない空気感を作るという自覚を強く持つようになりました。

特に1~2年目とも触れる機会が多く、ボードメンバーとも気軽に話せる距離である自分が伝えていけることや影響力は大きいと思っており(物理的によく飲みにいったり休日もランチいったり、いま自由にできるというフッ軽さも含めてw)、割ける時間含めてコミュニケーション量を多く取れる自分だからこそ「文化を形づくっていく」存在であることを認識してたくさん議論したり経験則を伝えていければいいなと思っています。

・「違和感」や「歪み」を放置しない

これは特に大事だなと感じていますが、自分の違和感や誰かの違和感に気づいた時に放置せず、真正面からしっかり対話することは本当に大事だと思います。(めちゃくちゃシンプルだけどなかなか難しい….)特に私の場合はセールスチームに1年目のメンバーや若手が入ることが多く、自分の「良い」or「悪い」という判断や「違和感」or「当然」と感じる内容が、アトラエという空気感の一つに捉えられるということも自覚しているので何を「許す」or「許さない」は自分でこだわりを持っている部分でもあります。違和感や言いにくいことをしっかり議論する中でこそ、自分たちの空気感が醸成されていくと思っています。

個人的にはこの感覚はいろんな先輩の考えや相談したときの回答から、「違和感や歪みを放置しないスタンス」の大事さを改めて感じ、自分もそこはこだわりを持とうと思った部分です。誰かに対して何か違和感を感じた時に「正す」のではなく、一人一人にとことん「向き合う」ということをたくさんの先輩から教えてもらい、これは後世に受け継ぐべきスタンスだと思っています。

・感度を磨く、感じ取れる力を磨くこと

ふとした飲み会やランチなどの対話の中ではいろんなヒントやきっかけが飛び交っています。自分と違うチームだから、PJだから、エンジニアだからと別のカテゴリという感覚で話を聞くのではなく、受け取る側が何かに気づく力もとっても大事だと思っています。(当たり前の話ですがw笑)何も考えず話を聞いていることと、自分のチームに置き換えたり、課題を抽象化したり、、、よく他社さんだと近しい人や同じチームの人が話すことはよくあるかと思いますが、うちの場合は全然違う業務をやるメンバーとの話でも自分ごととして考えながらみんなでディスカッションすることが多いです。

・話かけられやすい人であり、いろんな人と話すこと

これはキャラ的な問題もあるので人によると思いますが(笑)やっぱり対話やラリーを増やす上で話しかけられやすかったり、自分から積極的に話しにいったりすることは大事だと思っています。また、個人的にはお客さんにアトラエを話す上で、アトラエの一部を知っているのと、全体を知っているのとでは全然伝えられることや魅了できる度合いが変わってくると思っています。(これはフロントメンバーだからこそかもですが)

どこかに偏るわけでもなく、違うチームメンバーとの話から見えてくる全体の景色や問題、そして共通している空気感を自分の肌で感じることで、よくわからない空気感みたいなものの解像度をよりあげていける気がしています。(=自分の言葉で語れるようになる)

いろんな人との対話を通して、それを自分に落とし込んで、また議論して、よくわからない空気感みたいなものが形成・そして継承されていくような感覚をループしながら、いつまでも魅力的でかっこいい私たちでありたいと思っています。

そんなこんなでぜひ少しでも興味があるひとはこちらアトラエの募集求人も良ければ見ていってください!

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

田中 希実

新卒からアトラエに入社(2016年入社)。入社の半年前からインターンとして働いており、現在まで一貫してGreenの新規営業を担当しています!