1000年前からあるもの

中村です。
今日は、先週の金曜日にお会いした社長さんについての話を書きたいと思います。
その社長は、29歳の時に独立し、1年目売上400万円、2年目1億円、3年目23億円・・・今は49歳になられていますが、売上は56億円という安定的に儲かっている方でした。通販業界の方です。
豪快な方かと思いきや、非常に謙虚な方で、ビジネスアイデアの思考方法からダイレクトマーケティングのやり方、PDCAの回し方・・・いろいろなことをご親切に教えて頂きました。
特に印象的だったのは、1000年前から現在でもあるものは売れるというお話でした。たとえば、お化粧。女性は昔からより美しくなりたいという願望があり、化粧も1000年以上前からありました。ただ単に化粧品をやるだけだと寡占市場ですが、そこを専門化してダイレクトマーケティングでリピート客を増やしていく・・・・これがかなりうまくいくとのことでした。
すべてはリピート客のリストだと。
個人的にも、絶対に生きていく上で必要な衣食住や睡眠などで何かビジネスできないかなと思っていたので、良いお話を聞けたなと思っています。正直、衣食住や睡眠などは寡占市場なのでどのように参入すればいいのか分からなかったし、本を読む中で専門化すればいけるかもと思いつつ確信にはつながらず悶々としていたので、まだまだ専門化すればいけると実際に収益をあげている方から聞けたことは大きな収穫でした。
さらに、ゼロからプラスにするのは難しいが、マイナスからゼロにするのは簡単だというお話は参考になりました。つまり、不満を感じていない時に付加価値を提供し続けて喜びをお客様に感じて頂くのは難しいが、不満を感じている時に不満を解消できるような何かを提供できればお客様は簡単に喜びを感じて頂けるということです。
確かにこれだけモノや情報、サービスが飽和した日本で、更なる付加価値を提供し続けることは難しいですが、悩みや不安を感じている方たちに改善策を提案していくサービスなら価値を感じて頂きやすいなと思いました。
良い経験をしたので、備忘も含めて書かせて頂きました!

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