今感じている2つの潮流

平井です。
最近感じているIT関連の2つの潮流について。
もちろんもっとあるのかもしれないけど、とりあえず気付いた事。
1.「コンテンツ力」が金を生む
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たいがいどのような業界やジャンルのビジネスでもそうだと思うが、
機能

感性
というものに変化していく。
例えば車は
走れば良い

デザイン、心地よさ
というものに変わって行く。
成熟期に入って行くと技術力ではなく、
そこでの付加機能が重要になるのだろう。
今はやりの(当社でw)SNSアプリや携帯ゲームは必ずコンテンツ産業に変わっていくだろう。
つまり、映画、放送、マンガ、ゲーム、音楽、アニメなどと同じで、
コンテンツ力を持っているところが確実に強くなる。
これは、クリエイターが必要ということもあるが、リソースの分配と言うことでもある。
つまり、時間や人材をいわゆるビジネスの事務作業に回すのではなく、思い切ってコンテンツの中身のつめのところまで持って行く事ができるのかということでもあるのだと考えている。
その作業は営業でもなければ、サポートでもない。お金を後から生む作業。
だから、金銭的に余裕があるところでないとできないかもしれない。
ということは、今余裕があるところが、どんどんやって行く。
そして差が開いて行く。。。うむ。。。。まあ、しゃあないか。w
2.ソフトからハードの重要性に気付かされる
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iPadをみて驚いた人も多いだろうが、
Appleは以前から、ソフトウェア以上に、ハードウェアにこだわってきた。
正確に言うと、
パソコンの父、アラン・ケイ
「People who are really serious about software should make their own hardware.」
「ソフトウェアに対して本当に真剣な人は、独自のハードウェアを作るべきだ。」
という考え方をまっとうに継承している。
それは、任天堂もそう。
後になってやっと、マイクロソフトや他のPC機器の企業が気付きだしたと思う。
しかしそれではやっぱり遅かったようだ。
それでいうと、まだハードにはやり残した事がたくさんある。
これだけソフトが充実して行くと、ハードとの連携への自由度が高くなってくる。
ということで、そういう時代の潮流を感じている今日この頃でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

平井 雅史

アトラエに2009年新卒入社。 新規事業→Greenクライアントサポート部署をまたぎ、多くの企業様の採用課題に対してアプローチをしている。 趣味はゴルフ、子育て、書道。