成長の源

本日は岡が担当します。
GWにシンガポールに行き、現地で働いている方とお会いしてきた。
シンガポールは2008年に一人当たりのGDPで日本を抜いてアジアトップになり、
2010年のGDP成長率が前年比14・5%増になるなど、成長が著しい。
シンガポールのビジネスマンとして、英語と中国語が話せることが
スタンダードで、さらに日本語が話せる人がいたりする。
インドネシアや台湾でも、同じ状態。
一方で、日本では、日本語が話せるくらいで、英語を話せるほうが珍しく、
中国語に至ってはほとんど話せる人がいない状態。
グローバルマーケットにおいて、本当に大きな課題だと思う。
じゃあなぜ日本人は英語が喋れずに、アジア各国は母国語のように英語を話せるのか?
おそらくその答えは、「話せないと生きていけないから。」
もうひとつの答えがあるとしたら、国策もしくは英語教育に対する取り組みの違い。
※ちなみに、日本以外のアジアなどでは英語の授業はすべて英語で行われ、
 日本のように母国語で英語を教えることはしないらしい。
 よく考えれば、英語は言語なんだから習うより慣れろ的教育スタイルが望ましい気がする。
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ただ、個人的には前者の理由が起因している部分が大きいと思う。
おそらく、3~5年後には本格的に日本の外でも戦わなければいけない環境になり、
本格的に英語の必要性が問われるようになり、今まで禁止されていたかのように
一斉に英語の勉強を始めて、話せるようになるんだと思う。
であれば、3~5年後に感じる危機感と同等のものを今自分の中で設定して、
できる限り早く、始めたほうがいい。
この話は英語だけではなく、これから起こりうる未来や、ビジネスマンとして
求められる素質や能力に対しても言えることで、誰もが感じている時代の流れの中で、
まだ大丈夫とかもう少し経って必要性が出てきたら・・・という考えは捨てて、
今やらなければという危機感を自分で作り出し、行動に移せるかが重要だと思っている。
私の今のトレンドは、技術力、事業企画力、英語力の3つ。
今まで磨いてきた営業力とは異なる能力になるので、試行錯誤しながらだけど、
I&G Partnersを世界に誇れる会社にするために必要なことや、自分が世界に対して、
価値を発揮できる存在になるために必要なことを見据えて時間を有効に使っていきたい。

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