自分のprinciple

今回の記事は青野が担当します。

先日テレビ東京の番組、ワールドビジネスサテライトを見ていたら、ITベンチャーの経営者について特集がされていました。(まだアーカイブ残っているみたいです→こちら
いわゆる「デジタルネイティブ」世代の若者がITベンチャーを経営し、積極的に海外市場へチャレンジしようとしている様子を放送していました。ミログやワンダーシェイクの代表の方が取材されていたのですが、二人とも年齢は20代前半です。
若くして会社を立ち上げ経営している姿が格好いいとか、彼らがサービスで創りだそうとしている世界観が素晴らしいとかそんな風に感じたわけではないのですが、同年代の人が夢というか使命のようなものをしっかりと持って実際の行動に落とし込んでいるところは、本当に尊敬すべき点だなと見ていて感じました。
彼らのような人たちと自分との違いを考えると、能力の差などもさることながら、それ以上に異なる部分があるなと感じます。うまく言語化できないですが、彼らは自身の行動指針のようなものが本当にハッキリしていて強い思いを持っている。英語で言うと”principle”というやつでしょうか。おそらくスタートアップの世界で活躍している方々は皆、この部分が明瞭かつ強いのでしょう。
僕は起業したいという思いは今無いですし、彼らと全く同じような存在になりたいというわけではありません。ただ、principleが彼らと比較するとまだまだ漠然としているし、思いも強くないと感じました。その点は見習わなければいけない気がします。
せっかく良い環境で働けることになったのに、自分の中のその部分がモヤモヤしたままでいるとあっという間に歳をとってしまうんじゃないか。何も成し遂げられずに終わってしまうんじゃないか。そんな不安というか焦りを少し覚えました。(これから働く会社の理念にはもちろん共感できているので、ある程度のベクトルは見えているのですが)
自分より優れた人との出会いや実際の仕事、そして日々考え続けることが、モヤモヤを晴らしていってくれると信じています。
早いうちにしっかりとした自分のprincipleを持ち、強い思いを持つこと。そして、それを実際の行動に落としこむこと。難しいことですがビジネスにおいて非常に重要だな、とテレビを見た後に思ったという話でした。
そんなところで今回の記事を終えたいと思います。

1 個のコメント

  • 自分が人生の中で最終的に何を実現したくて、そのために具体的に何をどうしていくかをハッキリさせるのは簡単ではないですね。

    深く考えないと自分なりの答えは出てこないだろうし、一方で行動することでいろいろな刺激を受け、経験を積まなければ、深く考える軸やきっかけが見つからなかったりする。

    考えることが欠落して目の前のことや与えられたものだけをやる状態になってしまうと良くない気がしますが、20代前半はとにかく貪欲に興味を持てることに幅広く取り組んでみる→そして深く考えるの繰り返しがいいのではと思います。

    私もまだまだ貪欲に行こうと思います。

  • ABOUTこの記事をかいた人

    Yusuke Aono

    2012年新卒入社のエンジニアです。ビジネスマッチングアプリ「yenta」の開発をしています