努力の仕方について

本日は岡が担当します。
先週、弊社の取締役からある本を借りて読んだところ、
非常に面白くて良い刺激になったので、その本から感じたことを
少しまとめてみたいと思います。
読んだ本は、これ。
われ日本海の橋とならん
われ日本海の橋とならん
クチコミを見る
高校卒業後、北京大学への留学中に中国のテレビ番組のインタビューを受けて、
流暢な中国語であるコメントをしてから、取材が殺到し、一躍中国で最も有名な
日本人の一人になった方の自信の体験談や、現在の立場から見た日本と中国の姿を
書き綴っている本。
一見中国に行って偶然インタビューを受けたら人気者になっただけの人という感じも
するだろうが、これらの事象が起きた原因のうち、運と呼べるのはおそらく10%程度
だと思う。
北京大学への留学の切符をつかんだのは、高校在学中に半年間死ぬほど英語の勉強をして、
英語をマスターし、学力も高校トップレベルにまで自分を高めた結果であり、
偶然中国から偉い人が高校に来て、学生との対談をするという機会に、英語ができ、
国際的な視野を持っていた加藤さんが選ばれたからである。
さらに、その対談の短い時間の中で、自分の意見をまとめてできる限りの考えをぶつけた
結果、北京大学に学費、寮費などを全て中国が負担する形で留学の誘いを受けている。
これは国際的な視点のもの、人並みはずれた努力をし続けていたことや、
小さなチャンスに対して、できる限りの準備と本番での力を発揮することなどで、
得た機会だと思う。
中国に留学してからも、全く話せない中国語を話せるようになるために、
食堂のおばちゃんと5時間雑談したり、中国の新聞を音読したりを毎日繰り返して、
わずか半年で、ほぼネイティブの状態まで中国語をマスターしている。
大学在学中に中国のテレビのインタビューを受けたのも、中国語ができることが
少なくとも起因しているはずだし、そのインタビューを受けて、中国メディアが注目
したのも、あまりにも流暢な中国語と、話した内容が論理的で且つ日本人でありながら
中国で過ごしてきた経験を活かした的を得た中立的な主張であったことが起因しているはず。
実際に本人もほんの中でこう言及している。
「僕は今までのインタビューの中で、一度もストライクゾーンを外したことはないと自負している」
と断言している。本当にそうなんだろうと思う。
この本を読んで、自分自身のビジョンや現在のビジネススタイル、
近い将来の理想的な自分の姿にとのギャップなどを改めて考えてみた。
・一端のWebサービスを開発着手から1ヶ月以内にリリースできる技術力やスピード
・Web、スマートフォン両方の開発技術の習得
・チームのパフォーマンスを最大化させるマネジメント力
・ビジネスの場で通用する英語力
・世の中に価値を提供できるサービスを企画し実行する力
・少なくとも5カ国以上のユーザーに利用してもらっているサービスをリリースしている。
が近い将来の理想像。少なくとも30歳までにかな。
Global Computers Networking | Flickr - Photo Sharing!
営業からエンジニアにコンバートしてまだ1年も経たない自分にとって、
まだまだ未熟な部分が多いですが、どこかで大きく動き出さなければ、
ベンチャー企業にいる意味もなければ、世界を目指す意味もない。
世界に名を馳せる理想の組織を作り上げることを目標としている
組織を自分自信で選んだんだから、その組織を引っ張っていく人間で
なければただのビッグマウスで終わってしまう。
正直もうちょっと時間が欲しいけど、効率をあげることと、
持ち前の体力でなんとかするしかない。
一番難しいのは、この目標や理想像に対して、
自分にどれだけ厳しくなれるか、どれだけ理想の姿になりたいと強く思えるか!
一皮むけなければ!

コメントを残す