こんにちは。
お盆真っ只中ですね!暑い夏はとにかくビールが飲みたいビアガーデン大好きな5年目の森山が本日は担当します。
今日は改めて最近感じている”受け入れる力”の重要さについて書きたいと思います。
僕は入社して4年間は死ぬほどコードを書いて、Greenの新機能をとにかく作ってきましたが、5年目の最近は企画や事業を前に進める為に必要な業務をメインに行なっている為、実はほとんどコードを書いてません!
(優秀な仲間に囲まれていると自分がコードを書かなくてもどんどんサービスが進化していきますw コードを書いてプロダクトを創ることはやっぱり好きなので、皆にお願いして一部だけ僕が実装部分を貰ってますがw)
特に、営業サイドの資料や戦略を立てたり、契約書を作ったりと、もはや何系の職種なのかもよく分からずに日々前に進める事だけを意識して取り組んでいます。
エンジニアとしては、色々やってきたので実際に一人でも進められる事は多いですが、今は専門知識や経験が全く無い分野が多いので、とにかく社内で最もノウハウを持っている人と議論しながら進めています。
プロダクトも全体像は理解しているものの、設計やデザインなどは各メンバーが適宜共有をしながら責任を持って前に進めてくれています。
元々かなりの負けず嫌いな性格だったので、入社当時はとにかく全方向に牙を向けていました。議論したり、指摘されたり、自分が違っているという事実があると、とにかくムスッとするような感じです。今思うとめちゃくちゃ嫌な後輩ですねw
チームでどう前に進めていくかという部分ではなく、”自分がどうやって前に進めていくか?”にある種固執していた感じがします。
サッカーでいうところの、チームの勝ちにこだわっている風で、実は自分が点を取りたい、秀逸なスルーパスを通してあっと言わせたいというような感じですね。
(そういう選手がいるチームは大体強くなかったですねw)
じゃあなぜ今は昔とは真反対で、どんどん人の意見を聞いたり、ある種牙を向けずに受け入れるようになったのか。
それは、純粋に受け入れた時の方が楽しいし、周りのメンバーの力が積み重なっていく事を理解するようになったからだと思います。
例えば営業に関して言えば、大枠の叩きを僕が作って、社内の後輩と一緒に詳細を詰めて行きます。結果自分が思い描いた方向とは全く違う方向に議論して着地するケースも少なくありません。僕が思い描いたものじゃなくてもチームとして、確かにそうだね!という方向に着地したのであれば、むしろポジティブです。
この”確かにそうだね!”という自分の中できちんと受け入れる感覚が、かなり重要だと思ってます。
チームの成果や、物事自体にフォーカスできていないと、そうすべきじゃない理由を探す事に時間を使い始めます。
何か違う理由があるはずだ、自分が考えた方向に着地させたい…という意思が先に来るので、議論も全く建設的ではなくなりますね。
逆に受け入れる力を付けるようになると、ネガティブチェックはするものの、特段問題なければそのまま前に進めます。
議論自体はさくっと終わるようになるので、なんでそんな事思いついたの?どういうプロセスでそこに行き着いたの?と自分と相手との違いが何処にあるのかに時間を使い始めます。
すると、そういう視点が重要なのか!とか、その考え方ってこっちにも適応出来そうだね!という風に自分への知見に変えたり、更に良くするためのアイデアに繋がったりします。
勿論個人だけではなくチームとしても、正しい事はどんどん受け入れる。勿論議論をする中で、ちょっと違うんじゃないかという意見も出てきますが、それは発信した本人がきちんと受け入れる。こうやってお互いがきちんと受け入れる力を持っていると、物事がドンドン前に進むしチーム自体の力もどんどん進化していきます。
これはチームだけではないと思っていて、例えばポケモンGoが流行った際に、
確かにこれだけ人を魅力にするんだから凄い!とまずは受け入れる。
その後に、これってどういう要素なんだろうな〜とかをぼーっと考えたりします。
何となく納得いく答えに辿り付いた後は、どうやったら他のものにも適応できるかとか、Greenにこういう仕組み入れれないかなとか考えます。
ちょっと長くなったのでまとめます。
受け入れる力をつけると、
・受け入れない理由探しに時間を使わずに、自分との違いを考えたり、他にその要素を使えないかな?みたいに物事が前に進む為に時間を使える。
・受け入れる力が身についている人ほど、建設的な議論ができるので、周りのメンバーからも嫌がられない。
・受け入れる力が強いチームほど、チームとしての力は確実に大きくなる。
・総論、受け入れる力を付けた方がめっちゃ楽しい!
いい事尽くしですね。
少なくとも僕自身は受け入れる力が身につくようになってから、周りの物事が上手くいくようになったり、前に進めるスピードが格段に上がったような感覚を持ちました。そういう感覚を持ってから、”チーム”というものの良さを改めて実感したように思います。
議論や話している際に、”あれ?俺・私受け入れない理由を今探しているな〜”と思った際には、一旦受け入れてみるという選択を取ってみてもらえればと思います。
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