チームのあり方についての最近の考え

こんにちは!
今回は入社5年目の井端が担当します。

僕は、この半年が、これまでで一番「どうやったらチームは、最高の仕事を、ワクワクした状態でする事ができるのか」を考える機会に恵まれた一年だった気がします。

僕はこれに関して、正直今までそこまで深く考えた事がなく(というか、避けたきたと言った方が正確ですかね汗)、この半年で、チーム作りに関する本やそれに関する動画など、色んなものを見ては、「う〜む、分かったような、分からないような。。」という掴みきれないじれったさを持ちながら仕事をしてきました。

チームのあり方に関して色んな人が色んな事を言っている気がして、また、自分の中にもまだ確固たるイメージを持てていなかったので、外から情報を入れても消化できずにいたんだと思います。

これまで以下のような本だったり映像だったりを見て何かを掴んだような気がしていたんですが、最近になって、「この人たちが大事だって言ってることは、見た目は違うけど同じようなことなんじゃないのか?」と思うようになりました。

ピクサー流 創造するちから eBook: Ed Catmull, Amy Wallace

チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ 電子書籍: エイミー・C・エドモンドソン

なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか? (ソフトバンク文庫) : 吉田 典生

猪子寿之(2016年7月11日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

それは、(なんか単純すぎて書くのが恥ずかしいんですが汗)
「チームメンバーをちゃんと受け入れようね」
「(チームメンバーや今やっていることを)心底信じようね」
ということです。

世の中には色んな形で「一流のチーム」があると思うんですが、その根本には
「俺はこのチームにいて良かった」
「俺はこのチームでこそ価値を発揮できる」
「この人たちは絶対に俺のことを裏切らないし、俺は彼らの期待に応えたい」
みたいな共通の感覚が必ずあって、その感覚を、それぞれが別の角度から説明しているだけなんじゃないかと思うようになりました。

※ちょうどこのブログの以前の投稿で同期の森山が同じようなことを書いてました。
受け入れる力がチームで働く事を更に楽しくする! | 麻布十番ベンチャーで働く社員の頭の中

ただ、実際にやるのはなかなか難しい。。

まず、「受け入れる」というのは、個人的にはそんなに簡単じゃないぞと思っていて、自分では出来ているつもりでも、
・最適な答えを出すために議論しているつもりが、気づけば自分の意見を通すために相手の粗探しをしていたり
・特定の誰かの意見には無意識ながら刺々しくなってしまったり
・誰かがしてくれた提案に批判だけ返してしまったり(または批判しないけど全ノリもしなかったり)
みたいなことってあると思うんですよね。
でも、これだとそのチームで頑張ろうとは思わないですよね。頑張りたいと思える土壌がない。

また、「(人やコトを)信じる」のも、徹底しようとすると結構難しくて、
・本当は気になってることがあるんだけど、素直にそれを言えない。何となく怖くて全力でぶつかれない
・何となく熱狂している感覚がない、淡々とやってる
みたいな状況は、チームで共通した何かを信じれていないからだと思います。
余計なことを心配しなくてもいい状態になるまで何かを信じられたら、こういう状況にはならないんだろうなと思います。

このような整理するとすごく単純に見えることが、実践しようとすると案外出来ないことに、これまでちょっとヤキモキしていました。今も「何で俺は頭で考えてることとやってることが違うんだ!」と思うことが多々あります笑。

今も引き続き苦労してますが、少しずつ、「こういう状態がベストなのか」って感覚を感じ始めている感覚はあります。
自分なりの勝ちパターンを見つけられるまで、粘り続けるつもりです!

今回は以上です。