どうも皆様、おはこんばんにちわ。
19卒内定者の和田岳と申します。
今日は私の就職活動における紆余曲折を振り返りながら、その中にある意思決定やAtraeに速攻入社を決意した理由をストーリー調でシェアさせていただけたらいいな、と思います。
では、内容を4つに区切って話しますね。
①足が滑ってシアトルへ
②某外資系IT企業グローバル本社でのプロジェクト
③内定と転落
④Atraeとの出会い
①足が滑ってシアトルへ
私は岩手県の滝沢村というドドドド田舎で育ちました。そう、村民でした。
どれくらいド田舎かというと、ファミレスはガストしかないし、電車は1時間に1本しか走っていませんし、電車が急停止するときはいつもカモシカが原因でした。まわりには畑しかなかったので子供のころは友達とどっちがキレイな泥ダンゴを作れるかをひたすら競い合っていました。
そんなド田舎からミーハーな気持ちで慶應に入学し、キャンパス内で友達が「Wi-Fi飛んでる」と言っているのを聞いて「“わいふぁい”ってなに?虫?どこにも飛んでないよ?」なんて真顔で聞き返してしまうような新入生でした(田舎者だからというよりただのアホですねw)
そこからいわゆる「意識高い系」の慶應生に囲まれて拝金主義や財閥系崇拝などの洗脳を受けながらなんとなく楽しいけどどこか味気ない生活を送っていました。
大学3年生になったころ、まわりの友達が「ゴールドマンサックスのインターン行ってくるわ~(ドヤ顔)」とか「そろそろ五大商社のOB訪問はじめるか~(空を見上げながら)」とか急に意識高い高いしはじめて、「そういえば俺行きたい企業とかなくね?夢とかもないし自分の特技ってなんだろう?」と悩みはじめ、そろそろ真面目に人生考えないと絶対に後悔するなと思い始めました。
ドドドド田舎で生まれ育ったこともあり、なんとなく世界の中心国USAに憧れを持っていた私は、留学すれば自分を根本から変えるチャンスがごろごろ転がっているのではないかとなんとなく思い始めました。そんなとき大前研一さんの言葉が私の背中を押してくれました。
「人が変わるためには3つの方法しかない。一つは時間配分を変えること。二つ目は付き合う人を変えること。三つめは住む場所を変えること。そして最も無意味なのは、決意を新たにすること。」
当時の私には謎にこの言葉が刺さり、アメリカに行けば3つとも変えられるから、アメリカ行っちゃうか、というノリで留学エージェントの説明会に参加しました。アメリカならどこでもよかったので、おススメされたシアトルに決めて、1年間の長期留学が決まりました。10時間のフライトを終え、シアトルに到着したとき、やりたいことがあったわけではなかったので、留学同期生たちの強い目的意識を見ているうちに、「やべ、足が滑ってシアトルきちゃったw」と思ったのはいまでも鮮明に覚えています。
②某外資系IT企業グローバル本社でのプロジェクト
就職活動を再開するためにインターンを途中で辞退し、規模の大小問わずおもしろそうなIT企業に応募していると、Atraeというあまりにも(良い意味で)変な会社に出会うことになります(後述)。
就職活動中の私は、世の中には大雑把に分けて二種類の会社があると考えていました。それは「既に大きくなったパイを維持し、守っていく会社」と「新しいパイをゼロから作って行く会社」です。私は後者で働くことが自分にとって幸せな人生になると考えるようになっていたため、ITベンチャーを中心に就職活動をしていました。しかしほとんどのITベンチャーが就活生に送るマーケティングメッセージは「きみたちうちに来れば成長できるぞー!」でした。成長とは?(遠い目)
目的と手段という言葉がありますが、本来成長とは、何か目的があり、それを達成するために必要ないろんなスキルや行動があり、それを習得して頭や手足を動かすために必要となる手段です。しかしあたかも成長それ自体が目的であるかのような伝え方をしている会社が多く、それを証拠に説明会に来ている他の就活生は「成長」を念仏のように唱えていました。
ではAtraeはどうか?
CEOの新居さんは「FCバルセロナやサザンオールスターズは仲間と本気で価値あるものや、人生における夢を追いかけている。しかしビジネスの世界では、何故か人生の夢を仕事から切り離して考えている人が多い。じゃあビジネスの世界でバルセロナやサザンのようなチームを作ろう。」そう考えてAtraeを創業したそうです(具体的な組織体制や働き方などは、他の同期のブログや新居さんのブログに詳しいので、そちらを是非読んでいただければと)。
新居さんのプレゼンを聞いたとき、「ここだ!!!」そう思いました。何故なら、Atraeなら私の信念を貫き通せると思ったからです。すごくシンプルな理由ですが、当時の私は「もしかしたらいくら就職活動しても自分の信念からパワフルに働ける会社ってないのかもしれないな」と思い始めていたため、それだけに非常に刺さる言葉でした。
私の信念というのはいくつかありますが、一つは「世界を変えることを他人事と思わないこと」です。世界と言っても、必ずしも地球の面積を指しているわけではなくて(もちろん、会社として目指すべきゴールですが)、誰か1人の人生を豊かにすることも、その人の世界を変えることになるし、いままでになかった価値を生み出すことも、世界を変えることです。新居さんのプレゼンや、社員の方々とのコミュニケーションや飲み会での熱い話を聞いているうちに、Atraeは「世界中の人々を魅了する会社を創る」というミッションに対しての熱量が果てしなく大きく、意思決定や働き方、そして全員で共有する行動指針がミッションと矛盾のない会社だと理解するようになりました。
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