Greenマーケティングチームの松廣が担当します。
先日、いつもお世話になっている美容師が起業準備のため、
今の美容院を辞めて、フリーで働きはじめるということで、
ご飯を食べに行きました。
その際、一流の美容師という話で盛り上がり、
思うところがあったのでそれについて綴ります。
お酒が入っていたこともあり、どういう流れで一流の美容師の話になったのかは
覚えておりませんが、明確に覚えていることは、神は細部に宿るとは、
本当よく言ったものだよねという話で納得したことです。
話に出て来たのは、
カットする人の髪の毛の触り方一つで、その美容師のレベルが分かるという話。
勿論、一流の条件はそれだけではないが、
できる人は、髪の毛を触るその触り方すらも気を使っているということ。
本当、その通りだと思う。どの分野でも言えることだと思います。
私は料理が趣味なので、色んな料理人やお店の情報に触れることがあります。
その中で、『そこまでこだわるのか?』『そこまでやるのか?』と
感心する細部へのこだわりをしばしば見ます。
これは自論だが、
全てのこだわり、一つ一つのこだわりに対して、
多くが気づかれ無い、多くの人が気づかない。そんなもの。
一方で、そのあらゆるこだわりを積み重ねたものに対して、
結果的に人々が魅了されることもまた真理なんだろうなとも思っています。
転じて、普段の自分たちの仕事にも当てはめると、組織(会社)づくりでもこれまた同じ。
掲げたビジョンをどれだけ細部まで、また継続的に貫き続けることができるのか?
これが我々が目指す一流の組織の条件であると思う。
そして、これは並大抵のことではない。
実際に、世の中にはビジョンが独り歩きしている企業の方が多い。
そんな企業も創業時からそうではなかったはず。
組織が成長するに伴い、例えば、従業員が増えたり、株主が増えたり、
投資家からの圧力が増したり、目先の売り上げに目が眩んだり等、
ビジョンを揺るがすある種の言い訳があり、
優先度が下がっただけなのであろう。
我々アトラエは、以下のようなビジョンを掲げている。
Vision – 目指すもの –
世界中の人々を魅了する会社を創る
全ての社員が誇りを持てる組織と事業の創造にこだわり、顧客や株主にとどまらず、 広く関わる人々がファンとして応援したくなるような魅力ある会社をめざします。
そして日本を代表するグローバルカンパニーとして、世界に広く価値を届けられる存在を目指します。
これがアトラエらしさの原点である。勿論、事業も作っているし、
売り上げも増やす必要があるが、
何よりも我々は、理想とする組織を創っている。
これに勝るものはない。
ただ、今後、ますます言い訳が増えてくるだろう。
会社だけでなく、社員個々人にも。
それでも、この信念を貫き、体現し続けることが、
アトラエという組織の存在意義だと思います。
その先の姿に、結果に、人々がアトラエという組織に魅了されるのだと思います。
今回の話で、改めて自分たちはビジネスという世界で
どういう一流を目指すのか?ということを考えさせられました。
同時に、やり続けた人にしかわからない、見られない景色を
見るために、日々精進せねばと思った次第です。
これは、余談ですが、一度は一緒に掲げ追いかけたビジョン、
出来ることなら今いる皆とその景色が見れたら、
それまた一層おもしろい景色になるなあとも思いました。
ちょっとエモい内容になってしまいましたが、以上です。
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