みなさんこんにちは!今回のAtraeメンバーズブログはWevoxでカスタマサポートを担当している中村が執筆いたします。
本当に時が経つのは早いもので、2019年に入社してもう4年目になります。
今回は自分が仕事をする上で、ついつい忘れがちだけど、楽しく働くために大事だと考えているものについて書いていきます。
自分が大切にしているのは「自分の仕事の前後にいる人について考えること」です。
なぜ仕事の前後にいる人のことを考えるようになったかというと、仕事をしている中で、時々このような状況に陥ってしまうことがあったからです。
- 日々のタスクをこなすので一杯一杯になってしまい、お客さんや仲間への意識が薄れてしまう
- 目の前の仕事を漫然とこなしてしまう
- 仕事に価値を見出しづらくなってしまう
入社時には、もっと社会をよくしたいとか、仲間とワクワクするような目標を達成したいとか考えていたはずなのに、こういった状況下では、視野が狭くなり、ただただ目の前の仕事に打ち込むだけになりがちです。(この状態で仕事をするのはマジで楽しくないww)
このままではいけないと、状況を変えるべく意識するようにしたのは、自分の今の仕事が何に繋がっているのか、そしてその仕事ができるまでにどういった過程があったのかをイメージすることです。
自分の仕事のその先とそれ以前とは一体何を指すのか、それぞれ詳しくお話していきたいと思います。
自分の仕事の先に誰がいるか
仕事の先には大きく
- 社内の仲間
- 顧客
- 社会
が存在しています。
顧客と言っても、直接やりとりをしている担当者はもちろんのこと、その担当者のチーム・部署、ひいてはその先にクライアント企業の全従業員も存在し、さらに、その顧客は社会に帰属しています。
「自分の仕事が目の前の顧客にどんな影響を与えるのか」だけではなく、「その先にいる顧客のチームや会社に対してどういう影響を与えるのか」までイメージできると、顧客対応を丁寧かつ正確にできるように頑張ろうと思えてきます。
仕事といっても、全てがクライアントに直接的に影響を与えるものばかりではありません。
中には、チームメンバーなど、自社の社員に対して価値を作る仕事もあります。
例えば、社内の人事制度を良いものにできれば、社員もパフォーマンスを発揮しやすくなるでしょう。社員のパフォーマンスが上がると顧客に提供できる価値も増えてくるはずです。
仕事の影響範囲を具体的かつ奥行きを持ってイメージしてみることで、自然に視野が広がり、視点が上がり、より良い判断・対応がしやすくなります。
自分の仕事は「誰の頑張りによってつくられたものなのか」
次は今の仕事が自分の手元にくるまでに誰のどんな頑張りがあったのかに目を向けて見ようと思います。
例えば、私が今所属しているWevoxではプロダクト、マーケティング、セールス、カスタマーサクセス・カスタマーサポートのチームがあり、各チームの仕事の流れを図にすると下記のようになります。
私は今カスタマーサポートを担当しているのですが、自分の仕事が作られるまでには仲間の並々ならぬ努力があります。
プロダクトチームがエラーと格闘しながら寝る間を惜しんで開発を行い、マーケティングチームが試行錯誤の上見込み顧客を獲得し、インサイドセールスが地道に見込み顧客と商談機会を創出し、セールスが顧客の課題に寄り添い提案をした後、初めて自分達にバトンが渡ってきます。
目の前の顧客が自分たちのサービスを使ってくれるまでに費やされた仲間の頑張りを想像すると、一つ一つの対応についても身が引き締まります。難しい対応が必要な場面に遭遇しても、「なんとかしてみせよう!」と思えてきます。
どこかでバトンが途切れていたら、今の自分の仕事はないのです。どのチームに所属していようとも、自分の取り組んでいる仕事の前工程には仲間の努力があります。
もちろん、チーム間でバトンが繋がっているのと同様に、チーム内でも仕事のバトンは繋がっています。
自分の仕事の前後をイメージすると何が起きるか
仕事とは「価値を作り出すために、仲間と協力して取り組んでいるリレー」であることをイメージすると、「仲間のために少しでもタイムを縮めておこう」、「仲間が少しでも受け取りやすいようにバトンを渡そう」そんな風に考えることができ、力が湧いてきます。自分自身のため、もしくは目標達成に向けた責任感で動くよりも、「自分以外の誰かのため」に頑張る方が楽しく仕事ができるなと思います。
目の前のお客様の先にもチームがあること、そのチームの先には我々のサービスを使ってくれている多くの従業員がいることをイメージすると、今行っている仕事への意識も変わってきます。顧客の課題を解決するために「何か出来ることはないか」、「もっといい方法はないか」、「もっと早くできないか」そういったことを考えられるようになります。
自分が持っているバトンが仲間の努力によるものであることを認識すると、「このバトンを落とすわけには行かない」、「ちゃんと次に繋げなくては!」と目の前の仕事一つ一つに向き合う姿勢が変わってきます。
改めて、みなさんの仕事の前後には誰がいますか?
イキイキと熱量を持って楽しく働くために、定期的に自分に問いかけてみてはいかがでしょうか。
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