プランド・ハップンスタンス理論

今回は森山が担当させて頂きます。

今日は今の心境について書きたいと思います。

最近 プランド・ハップンスタンス理論と言うものを知りました。

まず、プランド・ハップンスタンス理論は以下の3つの骨子から構成されます。

【1】個人のキャリアは、予期しない偶然の出来事によってその8割が形成される
【2】その偶然の出来事を、当人の主体性や努力によって最大限に活用し、キャリアを歩む力に発展させることができる
【3】偶然の出来事をただ待つのではなく、それを意図的に生み出すように積極的に行動したり、自分の周りに起きていることに心を研ぎ澄ませることで自らのキャリアを創造する機会を増やすことができる。
(実戦的用語解説より抜粋)

この理論を知ったのはあるサイトで成毛さんがインタビュー形式で答えているのをみた時でした。
また16歳で起業して4年間やってきて思うことを読んで
自分はそこまで凄い体験や経験をしている訳ではありませんが、共感できたので少し紹介したいと思いました。

何故、この考えに共感するようになったのかと言うと、

僕は就活を始める時、また就活中ずっと30歳で○○ができる用になりたい。
だから今○○をするべきで…という考えを常に持っていました。
将来の夢はと面接で言われても○○ができる〜〜のように明確に語っていました。

ところが、それから色々な人に会い話している間に自分の夢が結局なんなのか、
決して方向自体が変わる事はありませんが、
明確に10年後どうなってというプランが分からなくなりました。

そんなとき、同じ内定者の友達が

「将来どうしたいの?」

という話を振ってきました。

正直答えがすぐに見つからず、

自分は素直に「考えていない訳じゃない。方向性は分かるんだけど、明確にはよくわからない。」
と答えました。

その友達もそのとき自分の考えを述べてくれましたが、
色々悩んでいる(?)のは自分だけじゃないんだと少し心が軽くなったのを覚えています。

それについて自分で考えていたとき、ふと就活で仲良くなったキラキラ輝いている人達の事を思い出しました。

その人たちに

「昔からそういう事をしたいと思っていたのですか。そんな行動力と知識があったんですか。」

そう言うと皆揃って、

「自分は全然賢くもないし、知識量も行動力もなかった。
 今も賢いとは思わない。
 けど、人から受けた影響であったり偶然の機会であったりを常に行動に移したり、
これは何かの縁だと120%で取り組んできた。」

というような事を言っていました。

今までの僕は

これをやっても何が身に付くか分からない。将来役立つとは思えない。と敬遠してきた事が多々ありました。
(好奇心は旺盛なので遊びや旅行に関しては何でもやるのですが。)

しかし、そうやって敬遠する事に対しての後ろめたさも感じていました。
(ただ何の役に立つのか分からないのに、頑張ってもなぁ..それだったら直結している事をやる。という言い訳をしていました。)

最近は人から受けた影響、思いもよらぬ機会にはこちらから拾って全力で取り組もうと思っています。

きっと目の前にある1つ1つに全力でぶつかればどういう形になるにせよ、道がきり開かれていくんだと感じています。
(よく言われているとは思いますが、今は本当にそう感じます。)

留学に少しの間行きますが、これも世界の人たちと仕事をしている先輩からの影響ですし(何かの縁だと思っています)、

採用グループだって聞いた時は思いもよらぬ事でしたが、これはチャンスだと120%で取り組みたいと思っています。

「無駄な事なんて1つもない。」これが今の僕の心に留めている言葉の1つです。

僕がこの言葉を引用していいのか分かりませんが(ファンの皆さんすいません…), 

故ジョブズ氏も

【You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.】

と残していますよね。

振り返ったとき、きっと今全力で取り組んでいる事は無駄ではなかったと胸を張って言えるように

1つ1つ全力で取り組んでいきたいと思います。