自信と責任

こんにちは!今回は井端が記事を担当します。
 
最近、社内では「媚びない人生」というジョン・キムさんによる本が話題になっています。そこで今回は、僕がその本を読んで一番印象に残った部分に関しては書いてみたいと思います。
 

 
その一番印象に残った部分というのは、以下の文章です。
 
「結果に対する全責任を負う決意に基づいた選択は、常に正しい」
 
普段の生活の中でもビジネスの場でも、何か大きな選択に迫られた時、それに対して自分が取る選択に自信を持てないことはよくあるかと思います。
 
僕自身も、自分の決断に対して自信を持てない時があります。
 
特にビジネスの場においては、手探りでことに当たるケースが多々あります。その選択に関しての経験があるわけでもなく、知識があるわけでもない状況で、自分の判断が本当に正しいかどうかを判断するのは非常に難しく感じています。
 
このような状況に対して、上記の本では以下のようなことが書いてあります。
 
・たとえネガティブな結果に終わっても、大切な選択は自分の頭で考えて自分で選択をしなければ、それが経験として自分に残ることはない。
 
・選択の結果に対する対する責任を全て負う決意のない選択は、常に曖昧で不完全なものになる。
 
・そもそも結果というものは、様々な要因が絡んで生まれるので、完全にはコントロールできない。よって学びの材料にする程度の認識がちょうどいい。
 
・責任を負う覚悟ができると迷いが消え、その選択と素直に向き合える。
 
つまり、責任を受け入れる覚悟があり、その選択を真摯に向き合うことができれば、その結果自分が下した判断はその時点でベストなものになるから自信を持つべし、ということだと思います。
 
これは以下のように言い換えることもできるんじゃないかと思います。
自分の選択に自信を持てない場合は、その選択の結果に対する全責任を負う覚悟ができていない、ということ。
 
ここでの僕にとっての気づきは、タイトルにもある「自信」と「責任」の関係です。
 
今までは、なんとなく自信というものはもっぱら経験や知識からくるものかと考えていました。自信を持てない場合は、単純にそれに関する経験が少ないためだと思っていました。
 
しかし、この本で書かれているのはそんなことではなく、「責任を取る覚悟があるのか」という非常にシンプルな要素が、自信(ある意味根拠のない自信かもしれませんが)につながる、ということでした。
 
ということは、若くても、経験がなくても、知識がなくても、自分の判断に自信を持てないことの理由にはならず、全責任をもって取り組みさえすれば自信をもって実行していい、ということになるはずです。
 
 
以上のことを、僕はこの本を読んでいて一番考えさせられました。
非常に学びの多い本でした。いい本というのは何度でも読んで自分の脳みそに刷り込むものだと思っていますが、僕にとってこの本はそのうちの一冊になりました(適度に分量が短いのも助かります笑)。
 
今回は以上です。