「やってみないと分からない」は言い訳

こんばんは。
3月は春じゃなくて冬でもいいんじゃないかなーと思う遠矢が更新します。

議論を進める中で「ぶっちゃけやってみないとわからないよねー」という言葉はよく出てきます。僕もよく言ってしまいますw

ですが、僕はこのセリフが好きではありません。。。これが出る議論は個人的にすごーく消耗するからです。最近これをどうにか改善できないかなと考えています。

で、「ぶっちゃけ…」が出る議論は設定した課題に不足がある気がしてるので、その辺について書かせていただきます。

 

そもそも議論とは「答えを出すこと」がゴールです(※持論です)。

 

その中で「ぶっちゃけ…」という言葉が出るということは、その議論の課題は答えを出せない課題だということです。

理由としては、

    • 課題の分解ができていない
    • 判断材料が足りない

の2点が上げられます。

・課題の分解ができていない
webサイトを例にすると「ユーザーの登録数が少ない」などの課題はこちらに分類されます。このまま議論を進めると、色々な対策は出ると思いますが、最終的に「ぶっちゃけ…」系の結論がでることが多いです。

原因は問題かもしれない要因が絞れていないからです。
市場規模、露出の仕方、サイトの魅力…などなどどこがコアな問題か不明瞭な状態だと
どれだけ対策が出ても最終的な答えを出せません。

・判断材料が足りない
上記の例を分解して「サイトの露出の仕方が悪いからユーザーの登録数が少ない」という課題設定をしたとします。この場合、対策はある程度絞れますが、その対策に優先度を付ける判断ができず、最終的な答えが出せない場合が多々有ります。

上記を踏まえて最近意識しているのは、明確に答えがだせる課題設定をすることです。

例で言えば
「競合サイトに対してユーザーの登録数これくらい少ない。要因としては露出の仕方が競合サイトと被っており獲得競争に負けているからである。そのため、競合との獲得競争をこれくらい改善する、もしくはそれに匹敵する露出方法を新たに考えなければならない」

ぐらいまで出せるように意識しています。

大切なのは答えが出せることです。

答えをだすためには、

  • 課題が大きい時には分解する
  • 判断材料を提示できるようにする

ことが大切なんじゃないかなと。

議論は一人ではできません。人を巻き込む以上、協力してくれる方のためにも具体的な問題提起をできるようにしたいと思います。