「限界を作るな!一歩先へ!」

本日は平井が書かせていただきます。

本日より本格的にはじまりました、W杯盛り上がっていますね。
眠気眼をこすりながらの仕事や、朝から応援して大騒ぎ、、なんて言う光景が増えそうな予感がしています。

僕が注目している選手の一人が本田選手。
(ふつーですがw)

僕はサッカーにそれほど詳しくはないので、技術的な面に関しては正直よく分かりません。
また一般的には彼は「スピードに恵まれない選手」だったということはよく聞きます。

では彼のどこに惹かれているのか?
彼の考え方です。

見た人も多いかと思いますが先日放送の「NHKプロフェッショナル」 は本田のロングインタビューでした。
そこで彼が伝えようとしていた内容が非常に魅力的でした。
スポーツ選手に限らず、ビジネスでも「プロ」と呼ばれる人万人に通じる言葉ではないかと思います。

テーマは「この世に天才なんかいない」というもの。

以下はその抜粋です。

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「ゼロとは僕は言わないですけど、天才なんかこの世の中にほぼいないと思っています
才能の差は若干なりともあるというのも認めます。ただ若干でしょう?っていうことを僕は言いたいです。
ライオンと格闘するわけじゃない。馬と競争するわけじゃない。「あいつが別の生き物だ」とか、
「あいつだから」っていう考えは馬やライオンにすればいいんです。そんな天と地がひっくり返るほど
の差はないでしょう?って。

—中略—
天才との差を「大きい」と見るか、「越えられるもの」と見るかは自分しだいなんです。それをみんな自分
の限界を決めてしまって、挑戦することをやめてしまうんです。だから夢がかなわないなんていうこと
になるんです。

—中略—
「夢がかなう」とは僕は子どもたちに言ったことはないですよ。「大きな夢を持ってください」と僕は
いつも言うんです。

—中略—
頑張ればかなう “可能性がある” わけですよ。頑張るということは自分で決められるんです。
だから「その夢をかなえる可能性があるかどうかは、あなたしだいですよ」
って言う。常にチャンスはその本人にあったほうがいいと思うんです。ただ、がんばるつもりがないなら、
夢はかなうわけがないんです。

僕はどんな人にも、どんな位置に今いる人でも、チャンスはあると思う。それを目指すかどうかは明日か
らじゃなくて、今日決めるんです。やれることは今日からあるんです」

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ビジネスの世界では突出した能力がある人がいるように思われがちです。
しかし、ビジネスで求められる力の方が、「天才」とは言いにくいものだと思います。

特別な身体能力?天才的な発想力?

ビジネスに必要なことはそんなことよりも、「常に”超えられる”という意識をもって挑戦するという意思」だと思います。

ビジネスマンとして1年目を始めたばかりの人は、まだまだ2ヶ月くらいしかたっていませんが、6年目の2ヶ月目に入った僕から考えると、途方もない時間があり、いくらでも成長できる伸びシロがあります。
そしてそれを有益にするのも無駄にするのも自分の意志。

最後も本田選手の台詞で気に入ったものを。

「限界を作るな!一歩先へ!」

ぜひ、1年目、2年目の後輩にはこういう意識でいてほしいと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

平井 雅史

アトラエに2009年新卒入社。 新規事業→Greenクライアントサポート部署をまたぎ、多くの企業様の採用課題に対してアプローチをしている。 趣味はゴルフ、子育て、書道。