ただ”自分の意見を持つこと”だけじゃ足りない。

こんにちは。
新卒2年目で、Greenセールスと新卒採用を担当している清水です。
今回は僕が担当させていただきます。

突然ですが、僕は今、壁にぶち当たっています。
正確には、入社以来壁にしかぶち当たっていません。w(ちなみに仕事はすごく楽しいので、ネガティブブログではございません!)
今回は、最近僕がぶつかっている壁から感じた、気づきについて書かせていただきたいと思います。

ズバリそれは「強い組織を創り最速で前進させるためには、個々のメンバーが、”意見をもつこと”のレベルを上げなくてはいけない」ということです。

大前提になりますが、アトラエという会社はホラクラシー型という上下関係のないフラット組織であり、何かを指示してやらせる上司というものが存在しないので、組織を構成するそれぞれのメンバーが起こり得る事象に意見を持ち、意思決定をしないと組織はなかなか前に進みません。
だからこそ、少なくとも自分のチームが関わる事象に対し、意見をもてていることはアトラエのメンバーとしては最低限のレベルです。

その上で、より高いパフォーマンスを出すような強い組織を創り、最速で前進させるためには、メンバーそれぞれの「”意見をもつこと”のレベル」をもっと引き上げる必要があると思っています。(僕個人としては、ここが上げられていないというのが最近の壁です。w)

ではどんなレベルがあるのかということですが、僕は大きく分けて以下の2種類のレベルがあると思っています。

  1. 自分が意見を持っている”範囲”がどこまであるのか。
  2. ”組織の誰しもがまだ意見を持ち得ていない領域”で、どれだけ意見を持てているのか。

まず一つ目の「自分が意見を持っている”範囲”がどこまであるのか。」に関してですが、これは世間的にもよく言われる経営者視点の話です。

自分の所属するチームや分野だけで意見をもっているのか、はたまた全然違うチームで行われていることにも意見を持っているのか。そして会社全体の意思決定に対して、自分の意見を持てているのか。
といったような”範囲”の話で、組織自体が取る選択の判断を間違えないようにすべく多彩な視点を供給するためにも、また、結果的に間違った判断となったとしても、空中分解をしない強固な組織でありつづけられる一体感を醸成するためにも重要だと思います。
だからこそ、まず個々のメンバーは自分自身の意見を持ちえる範囲を広げていくことが重要となります。(以下のようなイメージ)

ここに関して、僕はまだまだ意見を持ちえる範囲は狭く、これはこれで僕にとって大きな壁ではありますが、それよりも最近よく感じるのがもう一つの「”組織の誰しもがまだ意見を持ち得ていない領域”で、どれだけ意見を持てているか。」ということについてです。(前フリが長くなりすぎました。。)

ちなみに、この”組織の誰しもが持ち得ていない領域”は、もちろん社会の全てことに対してとかではなく、組織が進もうとしている方向の先にあるような、今後必ず意見を持つ必要があるような領域での話です。
事業拡大や新規事業の方向性、組織作りなどそういった話です。

上記のような分野の、かつ自分たちの組織・チームが、まだ意見を持ち得ていない領域で、率先して自分が意見をもつことができるかが、僕は凄く大事だと思っています。
まだ意見のないところで、自分の意見をチームに提示し、チームメンバーや組織全体にも意見を持たせることで、そこに議論が巻き起こり、結果的に組織自体の進みたい方向への道を創ることができます。
そうすることで、組織が障壁にぶつかることによるブレーキをかけることなく、よりスムーズに前に進むことができると思っています。(以下のようなイメージ)

僕で言うと、今はGreenのセールスと並行して19卒新卒採用を担当していますが、どんどん採用における社会の環境が変わっていく中で、採用ターゲットの学生さんと出会い仲間になってもらうためにも、戦略や手法を新たに構築し、そしてブラッシュアップし続けないといけません。
自分が社内の誰よりもどれだけ深く考えられ、新しい仮説や意見をアトラエに提供し続けられるかが、”採用”という領域でのアトラエの成長にとって非常に重要となります。

そして、これを各メンバーが各領域にてどれだけに行えるかが組織のスピードを大きく左右すると思っています。
組織全体で既に意見を持っている範囲のなかで、個としての持ちえる意見の範囲を広げていくのと同時に、組織自体の持ち得る意見の範囲を更に広げていくべく、それぞれが意見の提供側に率先して回りつづけることで、組織のスピードはドンドン上がり、きっと強固な組織のままで進みたい方向への成長を加速させられるはずです。
そんな組織を構成するメンバーが鼻息荒く仕事に取り組み、新たな意見が組織にドンドン溢れてくれば理想的だし、アトラエはそういう組織であり続けさせないとなと思っています。

そして、アトラエ内外含め、いろんな組織・チームのメンバーの「”意見を持つこと”のレベル」をより簡単に上げるためには、何かできることはないかも考えなくてはと思いつつ、まずは自分のレベルを上げないとな焦っている次第です。w

会社の持ち得る意見の領域をドンドン広げていくべく、より一層自分の意見をアトラエに提供していこうと思ったそんな2年目の11月でした。

それでは、取り留めのない文章になってしまいましたがw、
今回はこれにて失礼します。

ABOUTこの記事をかいた人

清水 謙

新卒入社3年目の清水謙です。 Green Salesとして入社し、現在は新卒/中途の採用を担当しています。 小学校4年生から神戸大学の体育会サッカー部を卒業するまで、ずっとサッカーに熱中し続けてきた、サッカーで出来上がった人間です。 組織論が大好きです。