デザイナーが語るアトラエの強さ〜組織横断型チームADCのご紹介〜

皆様こんにちは!アトラエ広報南です。
アトラエは、2019年10月24日にコーポレートロゴのリニューアルを行いました!
今日は、ロゴのリニューアルプロジェクトを推し進めてくれたデザイナー陣にインタビューしてみようと思います!

 

今日の主役はこのチーム!ADC( Atrae Design Center )

アトラエ内の各プロジェクトのデザイナー陣による組織横断型チーム。
現在のチームメンバーはこちらの7人。

画像に含まれている可能性があるもの:6人、、スマイル、立ってる(複数の人)、子供、テキスト

ADCって何でできたの?!

南:人数多くてなんか緊張しますねw何から聞こうかなー。

紺谷:だねーw最初のきっかけから話そうか?

南:そうですね!!ロゴの件の前に、ADCってなんでできたんでしたっけ?

紺谷:ビズリーチさんに遊びに行ったやつだよね?ね。

平根:うんうんうん。そうですね。

紺谷:最初さぁ、ビズリーチさんがデザインのイベントというか、デザイン関連のものを一箇所に集めてて「楽しそうだねー!」ってことでみんなで行ってみたんだよね。

平根:そうですね。それがきっかけだったかもしれません。で、うちもデザイナーが集まって何かやりたいですねってことでとりあえずは週一集まって、みんなが今興味あることとか気になるツールとかを話す場を設けてみました。

あれが2年前くらい?2017年頃のことですかね。

 

紺谷:うちのエンジニアが毎週やってる勉強会みたいなイメージだったよね。それを定期的にやっていくうちに「アトラエ全体のデザインを統一させたいね」とか「コーポレートサイト改修したいよね」とかみんなが思う「やりたいこと」がポンポン出てくるようになったんだよね。

 

そんな中で、「とりあえず何かやってみるか」ってなって、まずは、デザインの統一からやろうってなったのね。で、社内でデザイン絡みの依頼があった際に、個別にじゃなくてデザイナーみんなで一旦受けて、そこからそれぞれの業務ボリュームに合わせて割り振るってことにした。

 

そうやって続けてるうちに、コーポレートサイトもしっかり作りたいよねってなったので、15周年に向けてやるかーって始まったのが最初かなぁ?

 

新垣:その頃ですよね?僕が入社したのって。僕、アトラエに入って最初に「やってよ」って言われたのがコーポレートサイトのことでしたもん。コーポレートサイト変えたいって三上も最初言ってたよね?

三上:あー僕も思ってましたね。アトラエって、中の人に会うとすごくいい会社だなってわかるのに、コーポレートサイト見るだけだとそれが全く伝わらないなって、ずぅーっと思ってました。

サイト見ただけじゃワクワクしないし、写真もなんか刺さらないし、なんだかなーって。

 

アトラエの誰か一人に会えれば、すごくワクワクするし、やっぱりこの人たちすごいなぁって純粋に思えるのに、それが伝えきれてないのはすごくもったないなって思ってました。

紺谷:みんなも思ってたけど、日々の業務もあるし後回しにしちゃってたよねー。

 

今のコーポレートサイトってそんなにイケてない?!

南:あれ?アトラエのコーポレートサイトって誰が作ったんです?
そんなに想いのこもってないコーポレートサイトだったんですか?初耳だ・・。

紺谷:今のコーポレートサイトは、加賀とせいやが新卒プロジェクトの一環で作ったやつなんだよね。
何年前だろうね。4.5年くらい前?

新卒採用が忙しい中でコーポレートサイトも頑張ってたんだけど、
どうしても時間なくて「大満足!」って言えるほどの仕上がりではなかったんじゃないかなー。

 

平根:せいやさんも自分で「負の遺産だ」「早く葬って欲しい」って言ってましたよねw

 

木下:そうですね(笑)
最終的にはデザイナーを二つに分けてロゴとサイトの2チームで進めることにしたんでしたよね。

 

新垣:そんなタイミングと僕の入社時期が被ったわけで、このコーポレートサイトのリニューアルプロジェクトに入ることになったんですけど。入ってすぐに「一緒にリクルートサイトもやってよ」って社長に言われるっていうww
入社してすぐでどんだけやるねんって思ってましたw

紺谷:そだねそだね。なんとなく思い出してきた!
サイトチームみんなで、サイトのリニューアルを考えたんだけど、アトラエらしさって何だろうって考える中で
「あれ?これロゴ決まらないと何もできなくない?」ってところに行き着いたのね。

で、ロゴ決めてからサイト作りましょうかってなってる時にカッキーきたんだったよね。

 

平根:そこからはロゴに全振りでみんなでロゴのこと考えてましたよね。

 

新垣:で、結局「アトラエらしさって何だろう?」っていう壁にぶつかってしまったので。
その当時、誰も「らしさ」の言語化に成功してなかったので、僕たちにとっても、ここが大きな壁でしたねー。

その時、アトラエスタンダードっていう僕たちが大切にしている価値観の刷新プロジェクトも同時平行で走ってて。アトラエらしさの言語化については、こっちのチームが答え出すまでとりあえずはペンドだねってなったんです。

 

 

紺谷:この頃にたけてつが入ってきてフレームワーク入れてくれたんだよね?

 

竹田:そうですね。CI(コーポレートアイデンティ)のフレームワークをみんなに伝えましたね。CIの全体像を整理して行きましょうねっていうゴールを置いたかな。

CIの整理でいうと、今回のロゴのリニューアルは、やっと1歩目って感じ。ここまで来るのに一年半かかりましたね。

 

南:なるほど。ここまでが長かったんですね。

ロゴのリニューアルについてはカッキーがnoteにしっかり書いてくれてるので、私からはADCというチームそのものについて色々聞いていけたらなって思ってるんですけど。

▼詳しくはこちら
ロゴの価値を組織に伝え、”らしさ”を表現する ー アトラエロゴリニューアル1年半の軌跡 ー

 

 

ADCってどうですか?

南:ADC発足のきっかけを作った平根さん、ADCってどうですか。

平根:どう?どうって。えっと・・・ww

 

竹田:オープンクエスチョンすぎて答えに困るやつww

平根:えっと、よ、よ、よかったですよ!!汗

紺谷:すごくよかったよね!ね!w

なんかさ、デザイン組織とかデザイン経営とかがちょっと流行ったっていうか盛り上がってた時期があるんだけど。今もかなー。あれ、俺個人的には「何でそんなの作りたいの?」って思ってたんだよね

だから、イベントでたけてつに出会えてほんとよかったって思ってる。

 

南:ん?紺谷さんは、デザイン組織という言葉に違和感持ってたけど、たけてつさんとの出会いは最高だったんですね。
ほーほー。
でも、これだけじゃちょっとわからないから、誰かもうちょい詳しく説明して欲しいw

 

新垣:あー、あの。デザイン組織っていうのが盛り上がってた時期に、アトラエでも他社さんと一緒に組織に関するイベントをやったことがあったんですよ。「アトラエさん相性いいんじゃないですか」っていう誘いもあって。

で、デザイン×組織っていうテーマでyentaチームの岡さんが登壇して色々組織のこと喋ったんですけど、そのイベントを主催していた会社のアドバイザーをやっていたのがたけてつさんで、たけてつさんもそのイベントに参加していたんですよね。

紺谷:そこにADCのメンバーもみんな参加してて、他社の課題とかアトラエにない視点も聞けてすごくためになったんだよね。

 

竹田:そうそう。あの時、アトラエの話を聞いて、「あーここはデザインがインストールされてる会社だな」って思いましたね。だから、ここ(アトラエ)だと、わざわざ組織立てて「デザイン組織」とか「デザイン経営」とかいう必要ないだろうなって。

 

紺谷:そう!そうなのよ!!
わざわざいう必要ある?っていう違和感っていうの?それがあったんだよね。

だからデザインなんちゃらってワードに懐疑的だったんだけど、そういう違和感も全部丸っと整理してくれたのがたけてつだったから、ほんとにたけてつの参加は大きかったんだよね!

南:うん。なるほど。やっと話が見えてきましたね。

 

竹田:世の中の多くの組織って「デザインの位置が低い」んですよ。

得てしてどこの組織も、「論理的」だとか「数字の大小」で決めることが多い。
でもアトラエでは、感覚で決めることができますよね。

美しい」とか「良い」とかそういうこと。そこで判断できる。これってとてもすごいことだと思うんです。

アトラエでは、みんなが役割を持っていて、それがどれだけ大事なことか、価値あることかに対して、お互いのギャップがほぼないんですよね。デザイナーが「デザインは大切です!重要ですよ!」ってわざわざ周りを説得しなくてもいい

みんなが、そこ(デザイン)に価値を感じてるところからスタートできるから、価値提供の最大化だけに、すっと入れる。

 

木下:世の中の「デザイン組織」とかっていう言葉には、デザインの啓蒙というか地位向上の意味が含まれてるんですよね。一方、アトラエではデザイン云々の、前段の取り組みが必要ないから、なんていうのかな”イージーモード”ですよね。
ほんとすっげぇイージー。

 

南:いーじーもーど・・?!

木下:普通の会社だったら「ロゴに想いがこもってないから変えたいです」って言っても
「いやいや、まずは事業やってくれよ」ってなるじゃないですか。

でもアトラエでそれいうと「そうだね」ってなって、ロゴのリニューアルだけにフォーカスできた。
ほっんとに今思ってもここは簡単だったww

 

そこを乗り越えるのが「デザイナー業の面白みの一つだぜ!」って感じの人にとっては物足りないかもしれないんだけど。
これは他社にはないアトラエの強みの一つだと思います。

 

竹田:みんな、感覚が鋭いよね。センスあるっていうか尖ってる、って感じ?
なんていうんだろ、非言語に慣れてる

 

紺谷:ボードメンバーはみんな優れてるよねぇ。

 

竹田:そうですね。営業やマーケが強い組織だと売上ベースになりがちだけど、
アトラエではいつもユーザー価値が出発点ですね。売上を作ることとサービスを創ることが対等に議論できる。

ユーザー体験を大切にできているのでそこは本当にいいですね。

 

平根:ウンウン。そうですね。

 

南:そんな、デザイナーからすると”イージーモード”なアトラエですが。
ロゴのリニューアルを進める中で大変だったこととか思い出深いことって何かあります?

 

新垣:プロジェクトがなかなか進まない時があって。その時は流石に焦りましたね。

みんなで次回のMTGまでにアウトプット3つ考えてこようって決めてたのに作りきれてない、みたいな状況が続く時とか。もうね、めちゃくちゃ焦るんですよ。

で、たけてつさんにも「どうやったら前に進めますか?」って聞いたりしてました。

 

紺谷:俺とかぶっちゃけカッキーに全部任せてたよ!w

1,2週間ごとにMTGセットしてくれてアラート出してくれてたんだけど、
そのMTGとかアラートがない時は、さすがに「どうした?大丈夫?」って気にはなってたw

 

新垣:ここは僕の反省点なんですけど、今回のプロジェクトって「ADCでやりましょう」って
デザイナーだけ囲ってやるものでもなかったなーって思ってるんですよね。

さっきも言ってたように、アトラエには、「これは美しい」って視点だったり、
ユーザー体験の最大化だったり、そういうことを物事の出発点にして考えられる人がデザイナー以外にもたくさんいる。

それに、アトラエは意欲ある人が「やりたいです!」って手を上げる文化なので、
本気でやりたいって思った人たちでやってみてもよかったなって。

 

例えばですけど、ADCの中にも、ロゴそのものが作りたい人と、
ロゴにはあまり興味がないけど、ロゴを変えた後のブランディングに興味がある人とか、
それぞれやりたいことには若干の差があったんですよ。

 

それに気づいた時に、wevoxチームの森山さんにも相談したことがあって。
その時言われたこと、今でも覚えてるんですよね。

何かを「やるぞー!」って自分が旗を振った時に、うまくいかなくなってその旗を下ろすのは簡単。
その時「なんでみんなやらないの?」「僕はこんなにやってるのに」っていうコミュニケーションとっちゃうのは最悪。「なぜこれが重要なのか」ってことを伝え続けるコミュニケーションを大切にしようって話しだったんですけど。

これ忘れないようにしなきゃなって今でも思ってます。

 

木下:僕は、本気でロゴを変えるべきか、っていうのは自分自身にいつも問いかけてましたね。みんなのモチベーションが異なる中で、今それを行うべきかは重要な問いだったと思います。

その結果、僕自身は、このタイミングで「デザインの投資をする価値がある」と思っていたので
ここまでやりきれたっていうのはあります。

今よりもっと組織が大きくなった時には、ロゴを変えたりするのってすごく大変だと思うし、
この規模だったからこそ自分たちの想いをしっかり乗せられたので結果的にすごくよかったと思っていますよ。

 

竹田:森山さんもそうだけど、うちのボードメンバーってむちゃくちゃポジティブだし、とにかく思考が早いよね。この前、ポジティブじゃない形でMTGが終わっちゃった案件があったんですど、その次のMTGでは「やる」ってことになって、そうなったらもうどんどん話が前に進んでたw

なんていうんだろ。決めるまでは諸々のジャッジが入るけど決まったらとにかく早い。
肩すかしっていうとアレだけど、それいいねってなったら「はい次」って、そこからどんどん話しが進むから、
「いいんかーい」ってなることも多いw

 

南:確かに。「良いもの」ならどんどんやってみようって雰囲気はありますよね。
ADCも、ロゴの次はもっともっとチャンレンジしていくんですよね?

 

竹田:次はコーポレートサイトですね。CIの取り組みの最後は、みんながいきいきと働くこと。
本当の意味で自律分散型の組織になって、アトラエにいる全員が自分の言葉でアトラエのことを語れて、アトラエを引っ張れる状態にできるまで、そこまではしっかり持っていきたいですね。

三上:アトラエってこんな会社だよって印象つけていきたいですよね。

木下:地道にちょっとずつ滲み出て欲しい、かな。

竹田:そう。滲み出るっていいよね。そんなイメージ。
組織の中と外、それぞれに打ち出す内容は変換せずにコミュニケーション取りたい
その結果アトラエのよさがちょっとずつ滲み出てくれたら最高。

木下:素材はいいと思うので、シンプルにいきたいですね。
素材の味をそのまま活かすお寿司屋さんみたいな。ちょっと違うかなw そういう表現に挑戦したい。

三上:お寿司!いいですね。素材のままシンプルに出すことがかっこいいってなると嬉しい。

 

 

\ アトラエ ADCメンバーのキノピーとカッキーがイベントに!! /

以上!

アトラエでは理想を追い求められるメンバーを絶賛募集中ですっ!!
少しでもアトラエに興味を持っていただけたらいつでもご連絡ください。

ABOUTこの記事をかいた人

南 香菜絵

2015年にアトラエへ中途で入社☆Greenサポート・コーポレート部門を経て 2017年10月から広報を担当しています! わんぱく小僧(長男3歳)を育てながら仕事も頑張る、お酒とお寿司が大好きな福岡女子です!!アトラエネタや広報ネタならなんでも喋るのでいつもで連絡くださいww