大事なものは全て〇〇から教わった。

こんにちは！

wevoxカスタマーサクセスの魚住です。

早いものでこの春にてアトラエ歴1年、社会人歴7年目を迎えます。

自分が新卒1年目の時の社会人7年目の先輩というと、手取り足取り業務を教えてもらっていた偉大な先輩方を想像してしまいますが、自分は果たしてそうなれているのだろうか。

後輩に演芸ばっかり練習している人と思われてないだろうか？と少し心配になったりする今日この頃です。

冗談はさておき、本題に入ります。

私は中学からアメリカンフットボールを計13年プレイしており、現在も日曜日の朝8時から様々な方々とアメフトを楽しんでおります。その中で最近、あ、これって仕事にも通ずることだなあと感じたことがあったので、本日はそのご共有をさせて頂きます。

アメフトというスポーツは大男がドンパチやっているようなイメージを抱かれがちですが、実はかなり緻密なスポーツで、試合前において、相手チームのプレイ傾向や選手の癖を洗い出し、負けない戦略を立てていくのはもちろんですし、試合中においてもその戦略を実行するだけでなく、目の前の相手との駆け引きの中で、戦略自体も臨機応変に変えていくという、

かなり知的ワイルドなスポーツです。皆様ぜひスタジアムに足をお運びください。

ここまでだと、ただのアメフト好きによる、アメフトの宣伝になりますので流石にそろそろ本題に入ります。

無意識→有意識→無意識→型

13年もアメフトを続けていると、どうしても自分の動作の型というものが出てきます。

アメフトを始めて間もない頃、上手くなりたい一心で、先輩の動きや有名選手の動きをひたすら真似して、ぎこちないながらもなんとか自分のものにしようと努力してきました。

身体に染み込むまで何度も何度も反復練習をし、無意識で行えるレベルまで持っていく。

でもしばらく放っておくとまた元の自分に戻ってしまうので、またひたすら努力を繰り返す。3歩進んで2歩戻る、2歩進んで3歩戻るようなことを繰り返して、無意識レベルで行える自分に合った最善の型というものが出来上がってくる

この型を作り出すのは非常に難しいですし、手放すのも同時に非常に難しいです。

そして今、過去の型を手放し、新しく型を作り出す、これに僕は苦しめられてます。

(でも実はめちゃくちゃ楽しんでます)

かなり細かくて誰も得しないような情報ですが、僕は右目の方が視力が良く、視野が広いので右サイドを守る方が得意でずっと13年間右サイドを守ってきました。そのため体の動きも右サイドを守るための筋肉が発達しております。

そしてそんな僕が今守っているのは左サイドです。(チーム事情により)

今のポジションが心地よいか悪いかでいうと、非常に心地が悪いです。(アメフトはポジションによって動きや役割が全く異なります)

全ての動きを有意識で行わないといけないし、右サイド時代に培った全ての成功体験を捨て、一から身体に動きを叩き込んでいます。油断すると無意識に元の型に戻ってしまい、自分としては心地良いが、一方でポジションとしての動きはイマイチ。こんなはずではないと理想と現実にがっかり。そんな週末を過ごしております。

自分の型を一旦崩し、ゼロベースで新しい型を築いていくのは不安で、今信じてやっている反復練習は果たして正解なのか？上手くなっているのか？色々と疑心暗鬼になります。

でもなんだか自分が新しい技術を身につけレベルアップしている感じがしてがっかりもしつつ、楽しんでプレイしております。

大事なものは全てアメフトから教わった。

仕事においても間違いなくそうで、1年目の時から社内でデキる人を真似、努力を重ね、自分なりの仕事における型が7年目にもなると出来上がってきます。

今後30代以降もビジネスマンとして伸びることができるか？は割とこの自分の慣れ親しんだ型をいかに潔く捨て去り、新たな習慣や仕事の方法を常に模索し続けれるかにかかっていると思います。

既存の自分の型を疑って、最初は心地良くはないと思いますが、より高みを求め努力し、無意識にできるまで習慣化する。

7年目と世間一般的にも中堅と言われる年次になってきましたが、引き続きフレッシュな気持ちは忘れずに仕事と演芸にを精一杯励んでいければと改めてアメフトから教わりました。

引き続きよろしくお願いいたします。