人々の頭の中に入り込む

中村です。
今日は、改めてアル・ライズとジャック・トラウトが書いた本を読んだので、その本について書きたいと思います。
このの本です。
ポジショニング戦略[新版]ポジショニング戦略[新版]
著者:アル・ライズ
販売元:海と月社
発売日:2008-04-14
おすすめ度:4.5
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ポジショニングを築くには、消費者の頭の中に忍び込むことが重要です。
そして、消費者の頭の中に入り込む簡単な方法は、一番乗りすること。一番乗り(早い者勝ち)の法則の有効性は、難なく証明できます。
・世界で一番高い山は?-ヒマラヤのエベレスト。
では、二番目に高い山は?
・世界で最初に月面を歩いたのは?-ニール・アームストロング
では、二番目に月面を歩いたのは?
このように、一番の人、一番の山、何であれ、「一番目」は人の頭の中に確固たるポジションを築くことができます。そして、これを崩すのは恐ろしく困難です。
写真といえばコダック、ティッシュといえばクリネックス、コピーといえばゼロックス、コーラといえばコカ・コーラ・・・・。
また、ビジネスの法則と自然の法則との間には、共通性があります。
たとえば、動物学でいう「刷り込み」。これは、生まれたばかりの動物が、最初に目の前を動くものを親として覚えこみ、一生それに愛着を示す現象です。
以下のような実験がありました。

最近思うのは結、人間も動物だということ。(当たり前ですね笑)
つまり、人々の頭の中に入り込むことに成功すれば、ビジネスでも成功できそうだということは分かりました。
では、「何」で人々の頭の中に入り込むか?
それが課題です。

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