人とぶつかること

今回の記事は井端が担当します。

僕は週末、Rarejobというサービスでフィリピンの学生と話すのを習慣にしています。

いつもはfree conversationという形式で特に議題を決めずに話しています。
しかし、先週は私がどうしても話したいテーマがあったので、その話を相手としました。

どのようなテーマかというと、最近よくニュースで話題になっているdroneと呼ばれる無人飛行機の軍事利用です。

最近、アルカイダのトップが、このdroneによって殺害されました。
私はこのような「機械を操作して人を殺す」という最近の軍事的な動きの是非について話したかったのです(少し堅いですね。。。)。

私はこれの利用に反対なのですが、
その回の相手はdroneの利用に肯定的な意見を持っていて、
スカイプ上で少し口論のようになってしまいました。

両者とも「平和のために」という点では共通の考えを持っているものの、
droneの利用に関してはお互い納得しない状態が続きました。

議論をしている間はお互い気分が悪く、
少しギスギスした雰囲気がありました。

しかし、それと同時に、議論をする前は極端であった私の意見が、
もっとバランスの取れた意見に変化していくのを強く感じました。

そして、20分位この話をし最終的には、
「どっちが言っていることも正しい」という結論に至りました(笑)。

誰かと本気で議論をする、というはかなり疲れますし、
あまり気分のいいものではありません。

しかし、自分の意見を洗練するためには、
それと衝突するような存在と向き合う必要があるというは真実だと思います。

実は、これと同じ感覚を就職活動をしている時にも感じました。

私が今いるI&Gパートナーズというベンチャー企業に就職を決めたとき、
私に全力で「絶対大手に行ったほうがいい」と反対してきた先輩がいました。

ある飲み場でそのような話をしていたのですが、
当然、その場は口論になりました(笑)。

その最中は、正直かなりイラつきましたし、時間の無駄だとも思っていました。
しかし、後になって考えれば、彼の批判には正しい部分もあって、
その人の批判点も考慮した上で決定したからこそ、
今、自分の決定に後悔がないのだと思っています。

もしあのような機会がなければ、
私の意見はもっと極端で独りよがりなものだったかもしれません。

なかなかこれを議論をしている最中に思い出すのは困難ですが、
議論の後は、自分がそこから何を得たのかをよく考えるようにしています。

■井端の試行錯誤

~さぼるとやっぱり駄目~

最近、オーディオブックで英語を集中的に聞いていないからか、
朝のCNNのニュースで聞き落としが多くなっている気がします。

継続は力、本当ですね。。。

都心で生活していると、必ず一日のうちに合計で30分くらいの移動時間があると思います。
その間をipodでオーディオブックに費やすというのが、一番楽に時間を確保する方法だと思います。

なんとか時間を作ってでも、機会を作ります!