「まぁいいか」で終わらせない

今回の記事は井端が担当します。

僕は新しいウェブサービスを探すのが結構好きで、平日仕事が早く終わったときや週末は、基本的に新しくリリースされた(多くがまだベータ版)ウェブサービスを探すのに時間を使っています。

先週、いつものように「面白いサービスはないか」と探していると、かなり面白い(つまりそれなりにニーズがあることが予想されて、なおかつ解決策として非常にシンプル)サービスを見つけました。

そのサービスの説明文を読んでいて、サービスについて感心しつつも、「どうしてこのサービスを僕は思いつかなかったのか」と少しショックを受けました。
というのも、そのサービスは、大学生をターゲットとしたサービスで、事実、そのサービスが解決しようとしている問題は、僕も経験したことがある物だったからです。

僕がそのサービスを思いつかなかった理由として、おそらく、僕は「困ってるけど、まぁ別にいいや」と心のどこかで妥協していたのだと思います。

 インターネットという手段を使って、世の中をよりいい方向へ持っていくことを目標として掲げている以上(組織としても、個人としても)、 このような「小さな不満」を見過ごすのは本当にもったいないことだと感じました。

 この世界で勝負していく以上、他の人が思いついたものをパクるようなスタイルは、少なくとも長期的には通用しないと僕は思っています。模倣を否定するわけではありませんが、
 自分が模倣できるようなものは他人も模倣できるし、おそらくそこにお金を払ってでも享受したい価値はないんじゃないかと思うからです。

となれば、普段の生活の中で、注意深く「困っていること」「不満に思っていること」を観察し、それをなんらかのアイディアとして落としこむことが大事になるんだろうなと思います。

「困ってるけど、まぁいいや」で終わらせず、 「どう変えればベターなのか」まで頑張って考えてみることが、今の自分には大事なんだろうと思います。

「困った」 → 「どう変えよう」

これを意識!

今回は以上です。