初心に返る

こんにちは!4月から正式に入社となりました、アトラエ1年目の平根です。

大学時代は教育学部英語英文科という学科でwebの世界とは全く関わりのない生活を送ってきた私ですが、アトラエという組織やチームの皆さんの懐の深さもあり、未経験にも関わらずデザイナーとして迎え入れていただくことができました!

新卒でデザイナーというのは前代未聞だそうで、ありがたい反面、大成功例として今後につなげていかないとなと身が引き締まる思いです。

 

前置きが長くなりましたが、今回は、この連休中に感じたことを少しお話しできればと思います。

 

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休暇を利用して行ってきたのは、弾丸カンボジア旅行!

たった数日でもかなりのカルチャーショックや発見があり、同時に日本や自分の状況を見直す機会にもなりました。

シェムリアップに滞在したのですが、アンコールワットを筆頭とした遺跡群にほど近い立地ということで、観光客が大変多く、街は常に賑わっておりました。

 

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数日を過ごしてみて強く感じたのは、人々のエネルギー・街の熱気や活気が桁違いだということ。

観光客が多い土地柄のためか、様々な言語を操る人が多く、遺跡のガイドやタクシーのドライバーをしている方々はもちろん、露店の方やトゥクトゥク(乗り物)の運転手さんが、私たちの姿を見るや否や「お姉さん!見てって!」「こっち!」と片言ながらも日本語で声高に叫んでいたのには驚きました。

バイクや人々の叫ぶ声に包まれ、観光客向けのお洒落なバーと昔ながらのマーケットが隣り合う、良い意味で混沌とした街並み。湖に住む人々が魚を獲る姿。全てが自分の日常とはかけ離れていて、深く感じ入るところがありました。

 

そして自然と、思考は自国のことへ移りました。

戦後目覚ましい成長を見せた日本も、当時はこんな得体の知れない活気に満ち溢れていたんじゃないだろうか。
「もっと良くしよう」「まだまだこうしたい」という一人一人の強い想いが、日々漲っていたんじゃないだろうか。

現在はどうだろう。日本ではすでに一定の生活環境が整い、「毎日を一生懸命に生きる」という感覚は薄れているように感じる。
快適な温度・移動手段・好みの料理・娯楽。その結果、現状に満足し、人は日々を楽しくつつがなく過ごすことに集中しがちになってしまうかもしれない。
果たして自分には日々、この国の人たちのようなエネルギーがほとばしっているだろうか…?

そんなことを考えつつ、帰りの空港のトランジットで藤田晋さんの「成長論」を読んでいて、「正しい方法で“初心”に立ち返る」という項目に心奪われました。

カンボジアでの数日間は私に故郷での生活を思い起こさせていました。
幼い頃共働きの両親が帰ってくるまでの間、友人や祖父母と田畑や山、川を駆け回っていた感覚を少しだけ思い出し、生きる上で大切にしたい自分のルーツ・初心に立ち返るきっかけとなりました。

さて、自分が社会と関わるに際して当初掲げた根源的な欲求(目標)は何だったのか。それをカンボジアの人々のような、鬼気迫るほどの熱量を持って、生き生きと掴みに行きたい。

 

そんな思索を経て、就職活動当時の自分と現在の自分とを見比べて、改めてここで初心表明をしておこうと思いました!勝手ですがお付き合いください 笑
下記に記します。

 

1. 関わる人々のためになる、心から誇れることに携わる
2. 自分が心から共感して入った会社を大きくする (ことに貢献する)
3. クリエイターとして名を馳せる

 

具体的に詰まりきっていない部分はありますが、根本的にはこの3つが自分の走りたい方向性として大きいのかなーと。( 1 は目標というより前提ですが)

今後はこの「初心」に基づいて、目の前のことに全力で取り組み、迷った時にはまた初心に立ち返るように意識してみようと思います。

 

最後になりますが、とにかくカンボジアは楽しかったです!
暑かったのでビールが最高に美味しかったし、人々は優しいし、遺跡はラピュタっぽいのでジブリ好きにはたまりません!
猿とか真っ白な牛とかヤモリとかもたくさんいたので、動物好きの方にもおすすめ。

 

ご飯も美味しかったです

ご飯も美味しかったです

ではでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

ABOUTこの記事をかいた人

平根

2015年卒新卒入社でデザイナーをしている平根です。 教育学部英語英文学科出身ですが、未経験でデザイナーになり、サービス立ち上げ時からずっとyentaチームにいます。 少年漫画と音楽とビールをこよなく愛します。