目的を見失わないための「共通言語」

Greenにて企業の採用コンサルティングを行っているサポートチームの平井です。

本日はまさに今日、社内のチームMTGにてあった出来事から、僕らの会社が何を大切にしているのかが改めて感じられたので、お話したいと思います。

 

ことの発端は、「業務が忙しくなってきた中、もう一度サポートチームが何を目標に進んでいくのかを考えよう!」という話からスタートしました。

Greenのサポートチームはご掲載をスタートされるクライアント様の取材業務から、問い合わせへの対応、応募者の進捗確認、そして特にGreenにて採用を活発に行なっていただけるクライアント様へのコンサルティングなど非常に幅広い業務を行っています。そのため、業務がいつの間にか忙しくなってしまうことが多く、定期的に業務の見直しをしています。

今回もそんな話からスタートをしたので、色々と出てくる意見は以下のようなものでした。

  • コンサルティングを通じて採用して頂く人数を〇〇人にしよう!
  • 取材業務を整理して誰でもできるようにしよう!
  • 公開頂く企業様の掲載までのスピードを〇〇日以内にしよう!
  • クライアント様のご要望をGreenに反映させるような企画をしよう!

などなど。

なんとなくイケてる目標設定MTGをしているような気がしますが、、、何かモヤモヤしながら時間が過ぎていきます。

 

「確かに、これらは日々追いかけるものだけど、何か以前も同じようなことをしていたような気がする」

「これって本当にできるんだろうか?もしくはできないかもしれないと思った時にやり通せるんだろうか?」

「….本当にこれってワクワクする事なんだろうか?」

 

そして、なんとなく、大企業でもないのに売上を目標にしている会社は、今すぐにそれをやめたほうが良い、というブログを読んだことを思い出しました。

よくあることだと思いますが、いつの間にか「目的」を忘れ「目標」だけを追いかけるようになっていくことがあります。

結果を出す為に知っておきたい 目的と目標の7つの違い

改めて気がついたのは、いつの間にか、目標に一生懸命になってしまい、目的をなんとなく見失っていたこと。

そこでもう一度考えました。

アトラエには「全ての社員が誇りを持てる組織でありつづける」というBeliefを掲げて経営をしています。何か会った時にはここに立ち返り、判断の基準としている大切な「共通言語」です。

そして、ここには、売上、利益といった数値は出てきません。なぜならそれは目標だから。あくまで通過点でしかないからです。

ではサポートにとってのBeliefはなんだろう?サポートが持つべき「共通言語」はなんだろう??

 

そこで一人のメンバーが「“相談されるチーム”というのはどうだろう?」と。

よくよく考えると相談されるチームとは、シンプルで奥が深い言葉です。例えば、

  • 社内のメンバーからクライアントのニーズについて相談される
  • 社内のメンバーからたくさんの仕事の回し方について相談される
  • クライアント様から採用母集団の作り方について相談される
  • クライアント様から面接について相談される

そしてそのためには

  • 結果を出して置かなければならない
  • 常に余裕が無いといけない
  • 常に社内のタスクなどの約束を守らなければならない
  • 自分たちの意見をしっかりと持っていなければいけない
  • 相談されやすい雰囲気を出して置かなければならない

などなど、、なかなか簡単ではないものです。

ということで、サポートチームは「”相談されるチーム“」を一つの共通言語として、掲げることにしました。

2時間くらいのMTGでしたが、終わった後にはみんなワクワクした感じで終えることができました。

 

もちろん、売上や利益が大切ではないということは言っていません。しかしそれはあくまで目標であり、通過点でしかないこと。その先を見ながら走らないとよっぽどお金が好きでないかぎりはそんなに長くは持ちません。

アトラエが大切にしている価値観が感じられたMTGだったのではと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

平井 雅史

アトラエに2009年新卒入社。 新規事業→Greenクライアントサポート部署をまたぎ、多くの企業様の採用課題に対してアプローチをしている。 趣味はゴルフ、子育て、書道。