こんにちは、yentaチームの蔵元がお届けします!
今回のテーマは、「美味しいカレーの作り方」です。
「は?」と思った方もいるかと思いますが、本当に美味しいカレーの作り方を書くのではなく、
「仕事と言う名前のカレー」をどういう風に調理するのかについて書いていきます。
みなさん、「美味しいカレーを作るにためには?」と聞かれたらどういう風に考えますか?
おそらく多くの人は、
玉ねぎと人参とじゃがいもとチキンを煮込んで、、、
その後にカレールーを入れてさらに煮込む。
といった具合に考えるのではないでしょうか?残念ながらそのカレーはイマイチです。
美味しいカレーを作るためには以下の3つのスパイスが重要だと思っています。
⒈ 全体像を把握する
全体像とは、「誰が食べるカレーなのか?」ということです。
例えば、辛さなど、小さい子供が美味しいと感じるカレーと
大人が美味しいと感じるカレーは違います。
もっというと、男性や女性、高齢者によっても違います。
高齢者や女性だったらお肉の脂身が少ない方が美味しいと言うかもしれないし、
男性だったら量が多い方がいいと言うかもしれません。
つまり、何かを提供する時にはその提供先のことを考える、ターゲティングが必要です。
⒉ 準備をする
準備とは、「提供された側が満足するために必要最低限なもの」ということです。
さきほど記事冒頭で、「玉ねぎと人参とじゃがいもとチキンを煮込んで、、、」
という材料面を記載しましたが、美味しいカレーを作るためにはそれだけでは足りません。
具体的に言うと、提供する人数に合わせてお鍋はどのくらいの大きさがいいのかとか
お皿は何枚用意したらいいのかとか、そういったところまで気を配らないと、折角カレーを
作ったけど食べられない人が出てしまった….!と言うことになりかねません。
⒊ 雰囲気を作る
雰囲気とは、「提供された側が提供されたものに対してのいい印象を持ってもらう」
ということです。
例えば、値段が高くてミシュランに掲載されるほど美味しいと評判のカレーが
学校の給食みたいなアルミの食器で提供されてきたらチープに感じてしまうのでは
ないでしょうか?逆に、スーパーで売っている200円くらいのレトルトカレーが、
高級ホテルのレストランで、且つ高価な食器で提供されたら心理的に、
「やっぱ高級ホテルのカレーは違うな!」と感じてしまうのではないでしょうか?
まとめ
1-3のことをざっと表にしてまとめると、以下のようになります。
対象 | 20-30代の男性2人、女性2人 男性は量、女性はヘルシーを希望 |
準備 | 切る:包丁、まな板 煮る:お鍋(min 4人用) 盛る:お玉、お皿(min 4枚+α) 食べる:スプーン、ナプキン(min 4枚+α) |
材料 | お野菜:じゃがいも、人参、玉ねぎ お肉:チキン(安価かつ多く、油少なめのヘルシーな部分 ルー:小辛で後からセルフでスパイシーさを足す |
提供方法 | 場所:ゆったりしたところで雲ひとつない青空 盛り方:ルーとライスは別々に提供 |
いかがでしょうか?
仮に仕事で「カレーを作って!」と頼まれた時に、
カレーそのものの材料ばかり考えがちになったり、「自分が」美味しいと
思うカレーを作ろうとしてしまうことはありがちなことだと思います。
だからもっと周りをみて、サービスを提供する相手のことを考えて、カレーだけではなく
準備から提供の仕方まで全体像なにかに書いて整理し俯瞰してみないと満足させることは
難しいということです。また、全部1人でやる必要はなくて、できる人をアサインして
どう動いてもらうかを考えることも大切なポイントだと思います。
要点
・自分が考えている範囲が狭くないか、全体像を確認すること
・何かを提供する時には、その提供先が誰なのか、ターゲットを明確にすること
・とりあえず要素を何かに書くこと
最後に
最後に、私的に美味しいと感じたカレーのレシピを記載しておきます。
https://cookpad.com/recipe/1824496
最後まで読んでいただきありがとうございました!
みなさん新型コロナウイルスの影響で家で過ごしていると思いますが、
この機会に、お家で美味しいカレーを作ってみてください!笑
最近のコメント