ロジカルシンキングも大事だけどよりクリティカルに

こんにちは。
末永です。
ビジネスにおいてクリティカルシンキングが重要だ!
という話はよく聞きますが、クリティカルシンキングに関する本を読むとよくロジックツリーやMECEが取り上げられてます。これらの話はロジカルシンキングにも出てて、結局
クリティカルシンキングってロジカルシンキングとどう違うの!?
という疑問がずっとくすぶっていたわけなんですが、なんとなく自分のなかでしっくりくる回答が見つかったので簡単に記録しておきます。
ロジカルシンキングとは論理的思考、すなわち「なぜ?」を繰り返す思考法のことで、クリティカルシンキングは批判思考、すなわち「本当?」を繰り返す思考のこと。
本質的にはこれしかないのかなと思います。
もちろん、その上に乗ってくる考え方や思考ツールはたくさんありますが、そのたくさんの考え方を理解したところで結局は使えない。忘れた。となりそうなので、これくらいシンプルなのがいいと思ってます。
ロジカルシンキングとクリティカルシンキングを比較した場合、ビジネスの場においてクリティカルシンキングの方が重要である気がしています。
(もちろん、ロジカルシンキングも非常に重要な思考ではありますが)
「mixiがSNSで流行ったらモバゲーは流行らない。」
一見論理的です。若干飛躍していますが、背景にある論理構造にもそこまでの問題はないように思えます。
でも、モバゲーは流行りました。
モバゲーはmixiと同じSNSって本当?
SNSで流行るのは1つだけなのって本当?
mixiが流行っているっていうのは本当?
というところに目をつけていけば何かしら新しい打開案が見えてきそうです。これがクリティカルに物事を考えるための枠組みなんですよね。
トヨタの有名な話に「なぜ?」を5回繰り返せとありますが、
さらに一歩進めて「本当?」を5回繰り返すのも日頃の習慣としていいかもしれません。

コメントを残す