今年も、新卒採用が始まります。

こんにちは。入社4年目の井端です。
最近はだいぶ寒くなってきて、徐々に起きる時間が遅くなりつつあり、焦っています。。

さて、早いもので11月も終わろうとしていて、アトラエでは新卒採用プロジェクトが本格的に動き出しています。
早速、第一回説明会も終わり、選考も始まろうとしています。

今回は、アトラエでの新卒採用で面接を担当する一人として、僕の新卒採用に向けての心構えについて書きたいと思います。

アトラエでは、ここ数年は毎年新卒採用をしているので、毎年採用環境の変化を敏感に感じています。
そこから思うのは、新卒採用は(Web業界では特に)年を重ねる毎に激しい乱戦になりつつあるということです。各社、本当に総力をつぎ込んで、最高レベルの学生を採用しに行っています。
比喩ではなく、本当の意味で、新卒採用は戦争状態です。

そのような状態で、最高の人材を仲間として迎えるには、どうしたらいいか?

僕は、「人・集団の魅力」で勝負するしか無い、と思っています。

採用は、色々な変数がからみ合って決まるものだと思います。そこには、企業を魅力的に見せる話のテクニックや、一般的に認知されている企業イメージなど、色々なものが含まれます。

でも、その色んな要素の大半は、究極的にはアテにならないと僕は思っています。
何故なら、それらは、時間を経ることで色あせてしまったり、変容してしまったりするものがほとんどだからです。知らない他者が語る企業イメージなんて、その最たるものだと思います。全くアテになりません。

最終的に勝負を決するのは普遍的な要素での差だと思います。企業間での採用競争では、「その企業にいる人はどんな人なのか?どんな価値観で働いているのか?」が決定的に大事だと思っています。
だからこそ、そこで勝負するのがアトラエの新卒採用です。

そういうことを考えると、この時期になると僕は普段の仕事の中でも、一層強い緊張感を感じるわけです。

アトラエでの新卒採用は、比較的多い回数、面接という形で対話を繰り返し、自分たちについて互いに語り合う形で進みます。

最高水準の仲間を引き入れるということは、彼らに僕らの全てを見せたうえで、「この人達と働きたい!」と魅力的に感じてもらう必要があります。生半可な問答では、本当に優秀な人は離れていきます。

僕は、人の魅力は、過去に苦労したこと・考えぬいたこと・挑戦したことの総量で決まると思っています。その過去の積み重ねが、ある種のオーラとなって意図せずしてにじみ出て、得体のしれないすごさと映り、それが人を魅了するんだと思います。僕が過去に魅力的に感じた人は、そういう人でした。

この部分での差が勝負結果として一番如実にでるのが、採用という場です。

そのように考えると、採用に直接関係の無い場所での過去の積み上げこそ、採用を一番左右する要素なんだと思います。普段の仕事の中で、どれだけ手を抜かずに取り組み、抜きん出た成果を出すための試行錯誤を続けられるか。これが最終的に採用力を決する要素のはずです。

そういう試行錯誤を続けてきた人の話は、分野は違えど同じように試行錯誤してきた人に、絶対に刺さります。
共感が生まれ、「自分と同じように考える人がここにいたのか!」と感じ、それが「一緒に働こう!」という決意に繋がるんだと思います。

僕は、そういう形で採用に至るのが一番良いと思っています。本当に優秀な人は過去に確実に何らかの試行錯誤をしていて、そのプロセスにその人の価値観は色濃く反映されます。そこで共感を得られるほど嬉しいことはありません。

だからこそ、普段の仕事の中でも、最高クオリティの仕事が求められるし、そのプロセスで妥協しちゃいけないんだと思います。

考えてみると当たり前のこういうことが、仕事をしていると徐々に忘れていってしまうのです。それを鮮烈に思い知るのがこの新卒採用の時期であり、だから僕はこの時期になると緊張感を感じるわけです。

今一度気合を入れ直さなきゃですね。

長くなってしまいました。

アトラエの新卒採用に興味がある方、選考を受けていただくのであれば、上記の認識で、全力でぶつかってきて下さい。
僕らも全力で迎えます!

今回は以上です。