現代人の心の弱さ

本日は岡が担当します

今日はビジネスとは直接関係のない内容になりますが、ニュースをみて感じたことを書かせていただきます。

 

最近、ニュースでさまざまなことを考えさせられる

 

まず、体育の家庭教師が増えているというニュース。

体育の家庭教師とは、子供にスポーツを教える時間がない親が、スポーツを教えてくれる家庭教師を雇い、教えてもらうというものである。

子供にかまってあげる時間がないと平気で言ってしまう親・・・
子供が安全に遊べる場所があまりにも少なすぎている社会・・・
遊びたくても一緒にスポーツをする友達がいない現状・・・

さまざまなことを考えさせられ、本当に不安になってしまう。

そして、どうすればこの世の中を変えられるのかを真剣に考えてしまう。

 

昔の子供との違いは何なのか?

まず言えるのが、昔の子供は実際に自分の体や心で直接感じながら行動をしていたが、現代の子供は、実体験ではなく何かの媒体を通して間接的に経験しているのだ。

具体的に言えば、

昔の子供は公園でみんなで野球をやり、野球の難しさ、ルールから始まり、ボールやバットの重みに及ぶすべてのことを体に覚えこませていた。

しかし、

現代の子供は、家でも外でも、テレビや漫画やゲームなどで、野球をし、ゲームの中の野球の難しさを頭で理解する。

この決定的な違いは、自分が実際どれくらいできるのかを自分が把握できるかどうかである。

言いたいのは、自分の実際の姿を理解しないまま、妄想の中の自分が本当の自分だと信じ続け、自分ができないことをできると信じてやってしまったり、常識的に悪いことを、悪いと思わずやってしまったりしていることで、さまざまな事件や悲しいニュースの原因になっているということである。

この原因がすべてではないとしても、少なくともこの世の中にはこの問題は存在する。もし、これが原因である事件を防ごうとするならば、どんなに法律や制度を厳しくしてもまったく効果がないことは自明である。

世の中を根本から見直さない限り、悲しい事件は増え、子供の安全な遊び場がなくなり、さらに自分を把握できない子供が増える。完全なる悪循環である。

ついついニュースを見て感じたことを長々と書いてしまったが、確実に他人事ではないので、書かせていただきました。

特にこれから親になる世代の代表として、問題意識をもって生きていきたいと思います

 

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