インターネットのサービスが好き。

今回の記事はあおのが担当します。

2011年もあと1週間とちょっとで終わりですね。2011年は来年から所属する会社が決まったり、当面エンジニアとして生きていくということを決めたりと、人生における一つの大きな決断をした年だったのかもしれません。

昔からwebが好きだったわけでもなく、自分のPCを持ったのも2年前だった僕がなぜエンジニア志望になっているのか。よくよく考えてみると不思議なもんですね 笑

webの世界にそもそも興味を持ったのは、やはり自分のPCを持って色々なサービスに触れたからですね。たぶんtwitterが最初に触れたサービスでした。それから、EvernoteやDropboxやはてなブックマークを使ってみて「便利じゃん」と思ったり、facebookも始めてみたり。
Androidのスマートフォンも購入し、「ネイティブアプリ」という形で様々なサービスが提供されていることも知りました。

人の生活を便利にもするし、様々な情報収集にも使えるし、おバカで笑えるサービスもあるし。「インターネットすげーな、楽しいな」っていう子供のような感想を持ちました。ド素人ですね…笑

実際、2011年はインターネット(特にソーシャルメディア)の持っている力を良くも悪くも実感した年でした。facebookを通して人が団結し国の体制を変えてしまう事件が複数起きました。日本では、twitterで311東北大地震のときに人が励まし合ったり情報共有をしたり(デマも多かったですが…)、大学生が飲酒運転を告白して2chに晒されることもありました。

上手く使えば、生活を快適にしたり、多数の人と簡単に感動や有益な情報を共有できる。インターネットのサービスが持つ影響力の大きさを知りました。そして、世の中を良い方向に変える手段の1つとして、重要なものであるということが分かりました。(みんなこのくらいのこと分かっているだろうし、今さら言うことでも無いんですが…)

そんなこんなで自分もその世界にどっぷり関わりたいと考え、インターネットサービスを提供する側に回りたいと思ったため、今の僕がいます。

そして、なぜエンジニアとしてこの世界に関わっていきたいと思ったか。やはりサービス自体を自分の手で生み出したいと思ったからです。もちろん、サービスを生み出すには企画力も必要だし、生み出したサービスを世の中に広めるにはマーケティング・営業力も必要なんですけどね。
映画『ソーシャルネットワーク』を見たのも原因でしょうか。コードをものすごい速さで書き、あっという間にサービスを生み出していくザッカーバーグの姿を見て、ミーハー心がくすぐられました。映画ではありますが、ハッカーすげえ!と興奮したのを覚えています。

ネットで提供されているサービスが好きだし、自分でも作ってみたい。そうして、インターネット、そしてプログラミングに関してほとんどド素人だった僕は、来年からの進路を決めました。好きなこと・やりたいことを仕事にできるという意味で良かったと思っています。
まずは技術を身に付けるのが最優先です。が、「大事なのは技術ではなく何を生み出すか」とスティーブ・ジョブズも言っていたように、世の中を良くする・問題を解決するようなサービスを生み出すという最終的な目的を忘れてはいけないですね。

読者の方がさして興味のない自分語りをしてしまいました。来年から頑張ります!

蛇足ですが、年末ということで、今年リリースされた面白そうな日本のwebサービスを挙げていこうかと思います。有名なブロガーが紹介しているものばかりなので、知っているのが多いかもしれません。

すごい時間割
ソーシャル時間割。履修する大学の講義の時間割が共有でき、講義の情報交換・同じ講義を履修している学生のチェック・空きコマが共通している人のチェックなどができます。先日のIVSのLaunch Padで優勝してましたね。

CAMPFIREReadyfor?
どちらも「クラウドファンディング」というジャンルのサービス。個人から少額ずつ資金を募り、プロジェクトやアイデアの実行者を支援するというもの。普通に募集するだけでは中々日の当たらないプロジェクトも、このサービスを使えば実行の可能性が上がります。個人的に好きなサービスです。

giftee
twitterやfacebookを通して、日頃の「小さなありがとう」をギフトとして贈れる。文化を浸透させるのが難しそうですが、素敵なサービスだと思います。

U2plus
「うつ病」からの回復を支援するSNS。心の病を持つ人は僕の身の回りにもおり、こういった問題を解決してみたいという願望は僕の中にもあります。創業メンバーはうつ病経験者ということで、ユーザーを理解したサービスをこれから提供していくのだと思います。

Qiita
プログラミングに関する知識やコードを共有するサイト。タグやユーザーで自分の興味ある言語などについてタイムラインを作れます。日本語で探せるのはやっぱり良いですね。情報が集まってくれば今後すごく活用できそう!

Gunosy
twitterやfacebookのアカウントと連携し、アルゴリズムで自分の興味を分析して興味にあったニュース・記事を推薦してくれます。こういったキュレーションサービスは、情報過多な現代に絶対必要ですね。毎日メールで送ってくれるので便利!同様のサービスにSummifyなどもありますが、Gunosyは東大生3人が開発したサービスなので応援しています 笑

以上です。クリスマスを一緒に過ごす人がいなくて暇なため、いつもに比べてとても長文になってしまいました。。。
みなさん、良いクリスマスを!

ABOUTこの記事をかいた人

Yusuke Aono

2012年新卒入社のエンジニアです。ビジネスマッチングアプリ「yenta」の開発をしています