ゆとり世代

もうすっかり寒くなってきて、寒がりのわたしには結構つらい季節になってきました。
でも美味しいものが多くなってくる季節でもあるので頑張ります。加賀です。



今回はゆとり世代であるわたしが考える自立について書きたいと思います。


わたしは1991年生まれの22歳です。
岡山で生まれ、すぐに東京で暮らし始めたそうです。
何一つ不自由ない環境ですくすくと育ち、公立中学校を卒業した後、何の違和感もなく私立高校を卒業し、現在は私立大学の4年生です。


当たり前のように家族4人が暮らす家があって、家に帰れば当たり前のように美味しいご飯が用意され、遊びたいときは友達の家に遊びに行き、終電がなくなったら知り合いの家に転がり込み、恋しくなったら家に帰る、そんな事が「普通」でした。



困ったときは誰かに頼ることが当たり前でした。



周りの友達を見渡してもそんな子が多いようにわたしは感じます。
それがゆとり世代の特徴の一部を反映しているのではないかなと思います。


それでも今は通用すると思います。
わたしたちを守ってくれている上の世代の方たちの存在があるからです。
でもこれが10年後、20年後になったとき、立場が逆転してわたしたちが上の世代を守ってあげなくてはなりません。今、自分1人も守れないようなわたしたちが自分だけでなくその他の人を守ることはそう簡単なことではないと思います。


先日、元官僚でネット系の会社を起業してCEO兼CTOとして今活躍されているちょっと変わった先輩と話したことでこんなことがありました。


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先輩:加賀の言う「力を付ける」ってどういうこと?
加賀:自分1人でしっかりと生きていけて、自分が守りたいと思う人を守れるようになることです。
先輩:それは確かに正しいけど、頼る誰かがいるということを認識することも強さだと僕は思う。
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そこでわたしは確信しました。
自分が恵まれすぎともいえる環境の下で育ってきたことを。
人に頼ってばかりだったわたしは、そんなことが強さなんて絶対に思えません。


誤解を防ぐために書いておきますが、この恵まれた環境で生まれ育ったことについては感謝しかありません。恵まれすぎているから逆に可哀想な世代であるとも考えられますが、これまでの環境や経験を生きかすも殺すもあとは自分次第だと思っています。


2014年の3月にわたしは大学を卒業して、4月から晴れて社会人になります。
地に足をつけて1人前の女性としてしっかりと生きていきたいです。



ちなみにですが、2013年の元旦に密かに掲げていた今年のわたしのテーマは「自立と自律」です。
どうやら2014年も引き続きそのテーマになりそうですw


月末の締め会の朝になるとなんだかBlogを更新したくなる加賀でした。