郷に入りては

こんにちは、今回は15卒内定者の上大迫が担当します。

学生生活最後の夏休みということで、20日間程フランスとイタリアに行ってきました。
そのフランス旅行に関して、具体的には巷でよく言われている「フランス人は英語を話してくれない」ということに関しての考察を書いていきます。
結論から言うと、私が出会った人の中で英語が話せるのに話してくれない人はいませんでした。(n=50くらいなので相当偏りはありますが)
で、実際どんな感じだったのかというと、
私の場合フランス語がある程度(仏検準二級くらい)話せるので、まずフランス語で話し掛けます。
で、向こうはフランス語で返してきて、それが理解できればそのままフランス語で会話します。
理解できなければ「わからないのですが…(・_・;」みたいな仕草をすれば英語に切り替えてくれることがほとんどで、英語を話せるのに話してくれないという経験はしませんでした。
個人的には、この噂の原因は以下の二つかなーと思います。
1.単純に英語が話せないフランス人に話し掛けた場合。
この場合、親切・不親切関係なく英語では話してくれません。ちなみに、私も田舎の方に行った時は英語を話せないフランス人に会いました(しかも特急電車に乗り遅れた日本の老人たちのためにフランス語で切符を購入するという難題に直面…)。あと、ユースホステルのルームメイトで英語が話せないフランス人にも会ってます。
2.いきなり英語で話し掛けて、しかもあんまり丁寧ではなかった場合。
たいていのフランス人は自国に誇りを持っています。
なので、いきなりあまり丁寧ではない英語で話し掛けられると「なんだこいつ、フランスにいるのに当然のように英語で話し掛けやがって」
みたいに思って英語を話してくれない可能性もありそうです。
2番目の理由はよく言われていることですよね。
私は経験しなかったので実際どうなのかは分かりかねますが、都会のフランス人は基本的に英語が話せると思いますし、「英語を話してもらえない経験をした人が行わずに私が行ったこと」はフランス語で話しかけるということだけなので、おそらくこれが主な理由な気がします。
したがって解決策としては、まずはフランス語で話し掛けるようにすることではないでしょうか。
私自身フランス語より英語の方が断然得意ですが、まずはフランス語で四苦八苦しながら会話してました。
そうすると私が理解できてなさそうなときは自然と向こうから英語で話してくれます。
まあ、これって今更言われなくても当たり前のことではあるんですが。
私たちも、道で外国人にいきなり英語で話し掛けられるよりも、カタコトでも日本語で話し掛けられた方が嬉しいですよね。
ことわざにあるように「郷に入りては郷に従え」を実践することは殊の外重要だなーと感じた旅行でした。
そうは言っても、相手が英語を話せると分かったときの安心感はやっぱり大きいですけどね笑