今回はみなとがブログを更新します。
弊社では新卒採用説明会開催や、合同説明会のようなイベントへの参加が始まり、採用シーズンの始まりを感じる昨今です。
昨年の新卒採用(2015卒)を担当させて頂いたこともあり、採用について最近思うことを書きたいと思います。
弊社も【Green】という中途採用支援サービスを運営していますが、「転職」という選択肢は現在の世の中では当たり前の選択であり、珍しいことではありません。転職が当たり前に行えるすると、「うまくいかなきゃ会社を辞めて転職するか」という選択を自由に取れると考えることもできます。
それにも関わらず、「新卒で入社する会社は非常に重要である」と言われるのはなぜでしょうか?
諸説様々な考え方があると思いますし、実際この理由は人の価値観によって異なるものなのだと思います。
ただ一つ個人的に絶対的に重要だと思っていることは、「新卒で入った会社の方針やスタイルが、あなたの社会人生の大きなベースとなり、そのベースはその後なかなか変わることが難しい一つの価値観になる」ということです。これは最近他社で働く人とコミュニケーションを取る時に痛感することも多いことです。
例えばですが、個人の成績だけを評価される会社があり、その会社で5年勤続したとします。すると、その人が考えうる社会人としての評価軸は「個人成績」に偏るものです。別に社内を明るくする動きや、チームワークなどは2の次かもしくは評価対象ではないと判断する可能性が高いと思っています。(個人成績を重要視することを否定しているわけではなく、あくまで一例です。)
もし先に記載したように「新卒で入った会社の方針やスタイルが、あなたの社会人生の大きなベースとなり、そのベースはその後なかなか変わることが難しい一つの価値観になる」ということが事実だったと仮定すると、就職において重要なことは、「あなたのなりたい姿や、かっこいいと思う姿を実現しているor今後そこに向かって邁進している会社に所属すること」なのだと思います。
また、仕事のやり方も入社する会社によってかなり異なると思います。厳密には入社する会社のメンバーのスタンスによるものだと思いますが。顧客に対する接し方や考え方、社内での他のメンバーとの接し方など、会社ごとに全く色が違うものだったりするので、どういう仕事のやり方をするのか、それは自分にとって本当にやりたい方法なのかを照らし合わせることも大切なことだと僕自身は感じています。
就職の選択軸は本当にたくさんあり、一概ではないために、就職先を決めるときに悩んだり、就職先を決めた後も自分の判断が合っているか不安になる人も多いです。これは特に新卒採用で非常に顕著なことなのだと思います。
確かに給与や会社の将来性などは非常に重要な要素になると思うので、そこは十二分に吟味してもらったらいいと思います。しかし、「新卒で入社する」という意味で本当に重要なことは尊敬できるメンバーとかっこいいと思える像を必死になって追える環境があるかどうかだけなんだと思います。
僕は今の会社に新卒で入ったわけですが、非常に優秀だと思うメンバーに囲まれながら、僕自身がかっこいいと思う方向に、僕が考える理想的なアプローチで仕事を進めつつ、一方で僕の苦手なこと、疎かにしがちなことを真摯に取り組むメンバーにその部分は叱咤されながら日々を過ごしているという意味では、価値観や考え方という意味で僕の会社選びは間違っていなかったんだなと感じています。
「新卒でいわゆる一流企業や大企業に入らないと、その後の転職でも苦労するからそういう会社に入ろう」という次元の低い話で重要な物事を決めずに、人生で1度しかない重要な新卒入社先決定という意思決定を学生の学生の皆さんが本当に納得して自信を持って決められることができる就職活動であって欲しいと思っています。
そんな弊社も新卒採用を絶賛開催中ですので、興味のある人は是非ご応募して、一度話を聞いてみてください!
http://atrae.co.jp/recruit2016/
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