1つのタスクをこなすだけではダメ

Greenでデザイナーしている藤澤です。

最近ぐっと寒くなりましたね!
うちではこの3連休にとうとうガスストーブを導入しました。
芯から冷える寒さを感じると、冬がきた〜!という季節感を感じます。

今日は仕事の進め方、云わいるタスク管理に対して最近感じている思いをつらつらと書きたいと思います。

結論から言うと、タスク管理できることだけが仕事ではなく、会社の戦力になれるようになるにはその先へ視野を広げていかないとならない、と思うようになったという話です。

新卒メンバーやインターン生が多い弊社では、未経験でも裁量の多いプロジェクトを任せることが多いです。
例えば、新卒採用プロジェクトも、ほぼインターン生や新卒メンバーに任されています。
何もないところに、ぽんっと入れられながら、経営陣とスパーリングしながらまとめ、遂行していくという大変やり甲斐のあるプロジェクトになっています。

まずは何をしたら良いか?を考え、それをタスク分解し、期限を決めて取り組む、という基本的なところからスタートしていきます。
仕事として取り組むと、一つのことに集中して進めるだけでは上手く行かなかったり、越えられない壁にぶつかり、そのままステイしてしまったり、ということも多くあると思います。

何度も何度もこれらを繰り返し、試行錯誤していくことで、成長実感が得られるようになるんだなと、自分も実感しながら進んできました。

ただ、次第にタスクをこなすことに意識が向いてしまい、分解したものをいつまでに終わらせるためには?と、自分の中の目標が目先のものにしか向かないというデメリットが有ります。
気づいた時には、しっかりタスク分解できて、タスクを終わらせることはできるけど、スピード感や達成感以外の部分が欠如していく傾向にあるということを、ふと振り返ると感じることが多くなってきたのです。

Greenは転職サイトなので、転職者を一人でも多く良い企業とマッチングさせるのが大きな目標としてあります。
ですが、【Greenの価値をあげること→KGI→KPI→施策→タスク】と落としてしまうと、だんだんタスク→施策を右往左往してしまうなんてことになっていたりします

アトラエでは、一人ひとりが経営者目線で取り組まなくてはならないため、
『人に目標はこれだよ!』
『この数字を上げることだけ考えていればいいよ』
という視点では、なかなか良いプレイングに繋がりません。

常に、タスクをこなしながらも、

  • なぜ、この数字をあげるんだっけ?
  • もっと良い方法はないのか?
  • ユーザーにとっての幸せって何だろう?
  • 企業にとっての幸せって何だろう?
  • (他のプロダクト)は多くの成功を生めているんだろうか?理由は?

と、思いつく限りの俯瞰した姿勢で、常に今やっていることを疑いながら、更に良い方法を探っていく。
極に振ると、「今やっていることが、世の中にどの程度の影響を与えられるのか?」という視点で取り組んでいかないと、ただの作業屋さんに成り下がってしまうし、裁量の大きなことも任せてもらえなくなってしまうかもしれません。

「世の中に価値を提供できるような事業を生み出したい」と心から思い入社しているのであれば、作業屋さんで留まってしまわないよう、常に意識し無くてはならないと思うこの頃でした。

やっていること:タスク
与える影響:社内

の視点にならないよう、

やっていること:価値を生みだすこと
与える影響:世界

になるように、個々が意識していかなければ、革命は起こせないと、常に危機感を持って、楽しく取り組んでいきたいと思う週末でした。