こんにちは。稲村です。
今回は「信頼すること」について、常々考えていることを書きます。
アトラエは役職が存在せず、完全にフラットな組織です。
事業毎にそれぞれチームを作り、そのメンバーの中で、
目標に最短でたどり着けるように役割分担をします。
チームにはマネージャーが存在しないので、細かく管理したり、
されたりすることはありません。
そのため、仕事の進め方が「管理」ではなく、
メンバー間の「相互理解」と「信頼関係」に大きく依存しています。
お互いの強み / 弱みを理解し、
チームのパフォーマンスが最大化するように、
信頼し、任せあう
私の場合、自分が必死でプログラミングをしている間、
・デザイナーは別の機能のデザインを必死で考えてくれている。
・セールスはプロダクトの価値を多くの人に伝えてくれている。
・マーケティングはもっと多くの人の目に触れるように試行錯誤してくれている。
などなど。
仲間を信頼できるからこそ、今の自分の役割に集中できます。
ただ、”正しく”信頼するのは難しいことだと思います。
さて、ここからが本題の「信頼すること」についてです。
例えば、以下のような状態は健全な「信頼」ではありません。
・仲間の仕事の過程に気を配れないこと
・仲間のアウトプットの確認をしないこと、確認が甘いこと
どちらも「信頼している」というよりかは、
「うまくやってくれていることを祈っている」状態です。
自分が忙しい状態で、
仲間の仕事にも意識を向けるというのは簡単なことではないと思います。
ただ、それを言い訳にして、お互いを意識しあえないでいる状態では、
それは信頼しあっているとは言えません。
これまで適切な判断をしてきた人でも、
次も適切な判断をする保証はどこにもありません。
ひとつのことに集中してしまうと、時々全体を見渡せなくなるのも人間です。
他の仲間が客観的に指摘できるからこそ、チームでいる価値があります。
意識はしているのですが、
時々おろそかになってしまっているので、自戒も込めての投稿でした。
「信頼すること(または、信頼と信用)」
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幸いなことに、世の中にはいろいろな便利なツールがあります。
チームで情報共有・可視化の仕組みさえ作れば、
それぞれのタイミングでお互いに気を配ることができます。
意識だけではうまくいくものではないので、仕組み作りは必須です。
(エンジニアの得意領域なので、積極的に進めていきたいと思います。)
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